未確認で進行形に出てきたラジカセ

アニメ・特撮に出てきたオーディオたち
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いつもはカメラを特定してますが、今回はオーディオ編です。
これまで、東映版スパイダーマンやTARI TARIに出てきたオーディオを特定しました。

ちはやふるに出てきたオーディオ(東芝のラジカセ、ボンビートが登場)

TARI TARIに出てきたカメラ(2)(ケンウッドのコンポ、ロキシーが登場)

Another(アナザー)に出てきたオーディオ(ソニーのデンスケとカセットのCHFが登場)

東映版『スパイダーマン』に出てきたオーディオ(トリオのカセットデッキが登場)

こうしてみると、いつの間にか結構特定してますね (笑)。

この『未確認で進行形』では、実写版OPのPVとニコ生にラジカセが登場。
ずっと気になっていました。
それがこちら。
minakuninde_shinkoukei_radio_cassette01

カセットを入れるところに、「METAL」と書いてあります。おそらく1980年代のものではないか、と推測。

でも、手がかりがなかなかなくてちょっとモヤモヤしてたんですね。

というのも、結構シールとかが貼られててデコられてるため、
肝心のメーカー名とかがわからない。

当たりが付きそうな所は、左上の「A……」と書いてある英語。

minakuninde_shinkoukei_radio_cassette02

AIWA(アイワ)かなぁと思って探してみましたが、手がかりはなし。

しかし!
実写版OPの高画質版を見ていてわかりました。
ラジカセを運んでいるゆうきち(ましろ役の吉田有里さん)。
minakuninde_shinkoukei_radio_cassette03

minakuninde_shinkoukei_radio_cassette04

そしてこちらが鮮明なラジカセのアップ写真。
minakuninde_shinkoukei_radio_cassette05

この英語は、メーカー名ではなくて「AMBIENCE」だったんですね。
minakuninde_shinkoukei_radio_cassette06

そして、さらにナショナルのロゴマークを発見。
これはナショナルのラジカセだろうと当たりを付けて探してみて、ようやくわかりました。

ナショナル(National / Panasonic)のRX-5150(Disco 50)です

(1982年頃発売、写真はシズオーディオより)。

minakuninde_shinkoukei_radio_cassette07

メタルテープ対応、
音声ミキシング可能、テレビ放送(1-3チャンネル)音声受信可能、
ウーハーとツイーターを別にして搭載することで高音質を実現。
定価はなんと54,800円。

そして当時のキャッチコピーは、
「シティロードに響かせろ、ニューディスコサウンド」 (笑)。

英語のAMBIENCEは、このラジカセに搭載されていた
音がより広がって聴こえる機能のことでした。

特定できて、スッキリしました。
スタッフの誰かが持っていたものを流用したんではないか、と勝手に推測しています (笑)。スタッフの年齢もそれなりにいってると思いますんで。

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未確認で進行形に出てきたカメラ

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