昭和元禄落語心中に出てきたラジオとラジカセ

アニメ・特撮に出てきたオーディオたち
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第1話「与太郎放浪篇・前編」より。
落語と言えばラジオ。
聴覚媒体として、
戦前からずっと親しまれていました。

このアニメは、昭和50年代頃という設定です。

しょっぱなからラジオが出てきますね。

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ZONYと書いてあります。
これは、SONY ICF-9740ですね。
1981年頃の製品です。
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実は同じ1981年に、ナショナルが古いラジオを復刻していました。
それが、昭和6年に発売されたR-1という松下電器の記念すべきラジオ第1号でした。こちらは当然ながらAM専用です(FMはずっと後になってから放送が開始されたため)。

そんなこともあって、この時期は、かなり古いデザインのラジオが製造されたり、復刻されたりするのがトレンドとなっていました。

ICF-9740はFMとAMの両方を聴くことができます。
価格は10,800円、筐体は木製で、裏側には木製パネルに小さな穴がたくさん開けられています。
16cmの大型スピーカーで音質もよいそうですよ。

続いてはこちら。
小夏姉さんがラジカセで落語を聞いています。
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こちらもソニーですね。
CFS-10だと思います。
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別名METAL365、当時のキャッチコピーは
「どこまで行くんだステレオ。メタル365」でした。

名前の通り、メタルテープ対応のラジカセで、
シンセサイザーチューナーを内蔵、
小型ですが2.9キロとずっしりとしていて
金属感たっぷりの筐体です。

実はCFS-10は、デザインと音質がよくて、ソニーのラジカセの中でも人気が高いんですね。

こちらも1980年代初頭の製品です。
時代背景をきちんと押さえてますね。
最近は、こうした感じで設定時代に合わせた家具やオーディオ、カメラなんかがよく登場するようになりました。

そしてもう一つ出てきましたが、こちらはちょっと難しいですね。
レコードとラジオが一体となった、
家具調ステレオです。こちらは主人公の師匠である八代目有楽亭八雲の家にあったもので、1960年代後半から70年代に製造されたものと思われます。

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アンプ部分の上の蓋を持ち上げてレコードを乗せるんですが、アニメだとかなり薄く描かれてますね。ここは通常、もっと分厚く描かないとレコードとアームが収納できませんのでちょっとマイナス。

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