大鉄人17:第27話にミノルタの110カメラ Minolta 110 Zoom SLRが登場!!

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
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主人公の少年がかぶってるヘルメットが
やたらと大きくて不格好だったのが印象的だった
巨大ロボ特撮。

第27話「なぞのコンコルド 父ちゃんのうそつき」より。
超音速旅客機、コンコルドが日本にやって来ました。

噂に違わず、かなり大きい。

そこで、コンコルドを撮影している親子がいました。
男の子が小林清、その父親は小林伸吉といいます。

単眼鏡にも見えますが、
フィルムカメラですね。

清の母親は病死、彼の父親は、海外で働いていて
日本に一時帰国しているという話。

でも、岩山鉄五郎はどこかで見覚えのある顔だと首をひねる。
第27話では、この伸吉が活躍するのですが……
それは本編を見てのお楽しみ。

これは、ミノルタ(Minolta)の110(ワンテン)カメラ、
Minolta 110 Zoom SLRですね。

1976年9月発売、35mmフィルムよりも小さく
カートリッジに入っていた110(ワンテン)フィルムを使う
一眼レフです。

110のフィルムサイズは、
今のマイクロフォーサーズのセンサーとほぼ同じ。
いかに小さいかがよく分かります。

こうした一眼レフはペンタックスのAUTO110が有名ですが、
それよりも3年早く発売されています。

110カメラは子どもでも扱える簡単なものが多く、
長方形の形をしたカメラが多かったんです。
こんな感じ。

こうした簡単なカメラに比べて、
Minolta 110 Zoom SLRは一眼レフ。
レンズも大きいし、重たい。

レンズは25~50mm(35mm換算で50~100mm)
F4.5の2倍ズームです。

レンズの上が尖ったペンタプリズムではなく、
ポロミラー式なので小型になっています。

シャッターはバルブ、10~1/1000秒(自動制御)。

まあ、そんな小さいフィルムにそこまでの
技術を投入する価値はあるのか、という
話はありますが……。

今、『大鉄人17』をリメイクするんだったら
ブレインをAIに置き換えるとしっくりくる。

当時はなんとなく絵空事のように思えた、
機械が人間を支配するというお話も、
結構現実味を帯びてきそうな気がします。

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