『ガールズ&パンツァー 最終章』第2話 BC自由学園のリヤカーに積まれたジャンクを特定できたら「昭和のおっさん」確定!!

アニメ・特撮に出てきたオーディオたち
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ガールズ&パンツァー 最終章
第2話を見ていたら、
リヤカーに積まれたジャンクが目にとまりました。

うーん、これは……。
おっさんホイホイですな。

一見したところ、こんな感じになりました。

拡大しました。

順番に見ていきましょうか。

パーフェクション(エポック社)


 いろいろな形をしたプラスチックピースを
制限時間内に所定の場所へはめ込んでいくゲーム。
タイマーは確かゼンマイでできていたので
電池不要、いつでも遊べたおもちゃです。

こういうのって、小さなピースが
行方不明になって遊べなくなる、なんてことが
よくありました。

二角帽子(ナポレオン帽)


 ナポレオンがかぶっていたことで
知られる帽子。18世紀後半から
19世紀前半にかけて流行したもので、
日本では「仁丹」のキャラクターが
かぶっていたものといえば昭和の
おっさんは納得するのではないかと。

スーパーギャラクシアン(ASTRO WARS、エポック社)


 テレビゲームではなくて、時代的には
その前に発売されていたLSIゲームです。
来襲するエイリアンたちを倒していく
シューティングゲームです。
敵の動きがインベーダーみたいに同じではなく
トリッキーなのも特徴でした。

人生ゲーム(タカラ)


 1968年に発売され、現在まで
リニューアルを繰り返して発売され
続けてきた定番のボードゲーム。
8~10年おきに新しくなっているようで、
そこには社会や文化の変化が密接に
関係しています。

箱のデザインからすると、初代か
2代目のものでしょう。初代は
1968〜79年、2代目は1980〜82年ですね。
アニメだとどちらにも取れるような感じで
描かれています。

レコードプレーヤー(DENON GP-3-R)


 スピーカーがついているレコードプレーヤーは
CDの発売が1982年、定着していったのは
80年代後半でしたから、それまではカセットテープと
レコードが音楽を聴くためのツールでした。
扱いやすいようにアームもプラスチックで
できてるんですが、こういうので再生していると
レコードがどんどん傷ついてくるんですよね。

「レコードがすり切れるまで聴いた」なんていう
表現は、こういう体験から来ているんですよね。
CD以降の世代には何を言っているのか
分からないでしょうけど……。

魚雷戦ゲーム(エポック社)


 エポック社から出ていた対戦型のボードゲーム。
1967年発売、こちらも人生ゲームと同じく
いくつもリニューアルを繰り返しています。
ボードの色から、1976年の5代目ではないかと。
5代目は1976〜88年まで発売されていたので、
時代的にドンピシャではないかと。

テレビデオ


 テレビとビデオデッキがくっついた
「テレビデオ」。メーカーは判然としませんが、
1980年代はYouTubeもインターネットも当然無いので
記録するにはビデオを使わざるを得なかった訳です。

こうしたテレビとビデオが一体になった機種は
VHSが覇権を握るようになってから発売されているので
80年代末〜90年代がテレビデオの全盛期です。
それまではビデオデッキ自体がすごく高価で、
テレビも高かったから両者を融合したものは
とんでもない価格になってしまうからです。

ラジカセ(SANYO MR-U4)


 ラジカセはラジオ(FM, AM/まれにテレビ音声)と
カセットテープが聴ける人気のガジェットで、
各家庭に1台くらいはあったのではないかと思います。
これはサンヨー(三洋電機)が発売した
「U4(ユーフォー)」シリーズの初代ですね。
1979年発売、「おしゃれなテレコ」
(テレコ=テープレコーダーの略)という
キャッチコピーでCMをうち、大ヒットとなった
機種です。それまでは大型化が進んでいたので、
デザインを重視し必要最低限の機能を搭載して
小型化を図ることで女性やそれまで
機械に疎かった人たちにも受けたのです。
他社メーカーも追随して、
似たようなラジカセが多数発売されました。

そうしたテレコの時代が終焉を迎えたのは、
80年代半ばにソニーが重低音のラジカセ
「ドデカホーン」を出し、重低音+CDプレーヤー搭載
という形で色も黒くなり、黒物家電化していった
あたりからです。

ジャンピングホッパー


 一本足で下にスプリングがついている遊具。
足を乗せてぴょんぴょんと跳びはねるようにして
遊ぶもので、すぐに飽きてしまうのが玉に瑕。

飛び跳ねるだけで、あまり移動ができる
ものではなかったのが理由の一つかと。

ツインファミコン(シャープ)


 シャープが発売した、ファミコン本体と
ディスクシステムを一体化したもの。
なので「ツイン」という名前がついています。

黒い色のモデルも出てましたが、
やはり赤い色のモデルがインパクト大。
1986年発売、定価は32,000円だったので
高くて買えないなぁというのが当時の印象でした。

レターメイト(バンダイ)


 バンダイが発売した、女児向けタイプライター。
文字盤を回して紙に打っていく、
和文タイプライターみたいなものでした。
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』との
タイアップ商品も出てました。

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