第42話「呪い針!ババラスの逆襲」より。
ナオキの目の前で、自転車に乗った小学生の和也が
何かに力により舞い上がり行方不明になってしまう。
ナオキは和也を捜しに森の中に入っていくと、
怪しげな美女に「写真を撮ってくださらない?」と
声を掛けられた。
どう見ても怪しい。
この方、「ホーン・ユキ」という女優さんだそうで……。
テレビドラマ『傷だらけの天使』に出ていたそうです。
和也の捜索で写真どころではなかったものの、
美女の頼みとあっては断れない。
1枚撮影した後、今度はこの美女が
「私にもあなたの写真を撮らせて」とねだる。
このカメラは、ポラロイド(Polaroid)の
インスタントカメラ、カラーパック82(Color Pack 82)が
近いと思います。
1971-75年に製造されたもので、フィルムはほぼ真四角
ピールアパート(剥離式、タイプ80シリーズ)のフィルムを使います。
ポラロイドといえばシャッターを押せば自動で
フィルムが自動で出てくるものをイメージするかもしれませんが、
このカメラに関してはそうではありませんでした。
フィルムはもう生産されていないので、
レンズを取り外してデジタル一眼に取り付けるとか、
改造して他のフィルムでも撮影できるようにするとか
いずれにしてもそのままでは使えませんねぇ。
しかもよく見ると結構でかい。
話を元に戻すと、この回の面白いのは、
撮影だけでは終わらないというところ。
ナオキの撮影をするこの美女。
「ほら、笑って」と誘いつつシャッターボタンを押すと
「ブシューーーー!!!」
おおお、これは!
ガスがナオキを直撃 (笑)!
実はこの美女、宇宙魔女ババラスが
人間に化けたものだったのです。
しかも恐ろしいのは、ナオキの写真に傷を付けると
本人も痛みでもがき苦しむと言うこと。
まるで「呪いのわら人形」ですな。
発狂寸前のナオキ。
果たして、ナオキはジャンボーグAのヒミツを
宇宙魔女ババラスから守り切ることができるのか?
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