ジェシカ・ローレンさんは
イギリスのジャズ・キーボード奏者。
2018年にリリースしたアルバム
『Almeria』にはジャケット全体に
カメラがどアップになっていて
気になったので取り上げることにしました。
これは、コダック(KODAK)のフィルムカメラ、
ブローニー・レフレックス20
(Brownie Reflex 20)ですね。
1959〜1966年にかけて製造されていたもので、
今は亡きフィルムフォーマットである
620フィルムを使います。
620フィルムは、フィルムを巻いてある軸が
120(ブローニー)よりも細くて
小さなカメラに最適でした。
現在でも、120フィルムを少し加工すると
620カメラでも撮影することができます。
レンズが二つついている二眼レフで、
上からのぞき込むと上のレンズ(ビューレンズ)で
被写体を捉え、下のレンズ(テイクレンズ)で
フィルムに記録します。
レンズはF11と暗く、
シャッタースピードは1/40と遅い。
素材はベークライトかな?
こうした620フィルムを使うカメラは
子どもでも扱いやすい反面、
小さい上にシャッター速度が遅いので
手ぶれに気をつける必要がありますね。
あと、ピントを合わせる機構がないので
パンフォーカスでの撮影となります。
Jessica Lauren『Almeria』
収録曲
01. Kofi Nomad
02. Teck Et Bambou
03. Amalfi
04. Simba Jike
05. Chichourlette
06. Bells Ring for Esmeralda
07. Beija Flor
08. Chocolate Con Churros
09. Argentina
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