スカイライダー (仮面ライダー):第23話にスパイカメラ・ミノルタ16が登場!!

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
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原点回帰とこれまでのライダー総出演が話題となるも、
空を飛ぶ機能が上手く生かせなかったスカイライダー。

第23話「怪人ムササビ兄弟と2人のライダー」より。

ネオショッカー、404号がバイクで走行中。

そこへ岩が降ってきた!

バイクは転倒。

そこへ怪しげな男が接近。

この男から取り上げたのは、
ネオショッカーの秘密計画書だった。

スパイカメラで一生懸命撮影しています。

拡大しました。

404号からの信号が途絶えたことを知った
ネオショッカーは、404号の救援に向かう。

秘密計画書を撮影した男は、
元に戻して何事もなかったかのように立ち去ります。

彼は伊東次郎といい、中華街の「大新楼」で
喫茶店「ブランカ」のマスター、谷源次郎と落ち合うことに。

合い言葉「本日のオススメは?」にマスターが
「肉まんはあるかね?」と聞くと秘密の部屋に案内されました。

伊東次郎は妻と娘をネオショッカーに殺されたため、
その執念が実った形です。

このカメラは、ミノルタ(Minolta)の
16mmスチルカメラ、ミノルタ16が近そうです。
1957年4月発売。

スパイカメラとも言われるだけあって、
フィルムはかなり小さい16mmを使います。

フィルムが小さくなればカメラ本体も小型化できるので、
隠し撮りもしやすくなるというわけです。

甲南カメラ研究所のコーナン16(1950年)という
カメラから発展した機種で、
レンズはロッコール25mm F3.5、
シャッター速度は25、50、200の3段階。

以後、ミノルタはミノルタ16P(1960年)、
ミノルタ16MG(1966年)などを発売し、
1970年代半ば辺りまでスチルカメラでも
人気を博しました。

また、16mmは動画撮影にも用いられていて、
35mmフィルムだと高価だったため
この時期のアニメや特撮はこの16mmで撮影された
ものが多く残っています。

しかし、1972年にはより簡単に扱える
110(ワンテン)フィルムがコダックから発売され、
次第に駆逐されていくことに……。

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