第23話「マイフレンド」より。
ダーゴンは人間が持つ強さの意味をやっと理解することができた。
だがしかし、そんなダーゴンをカルミラの闇がどんどんと蝕んでいってしまう!?
やめるんだ!ダーゴン!!
大切な存在であったユナをもその手で傷つけようとするダーゴンを、ケンゴとアキトは止めることができるのか!?(公式サイトより)
いきなり集合写真を撮るシーンから始まります。
「いまどき集合写真かよ〜」といいながらも、
メンバー全員まんざらでもない様子。
タブレットPCに入れて持ち歩いていますね。
これは、ペンタックス(PENTAX)の赤外線カメラ、
PENTAX 645Z IRだと思います。
中判一眼レフデジタルカメラで、
有効画素数はなんと約5140万画素!
14bit RAWで記録することができる上、
赤外線カメラなので調査研究用に最適。
例えば木簡に書かれた文字が消えかかっている場合、
赤外線カメラでモノクロ撮影するとしっかり読み取れるといった特徴があります。
一般的なカメラは赤外線をカットするフィルターをつけていますが、この機種にはついていません。普通の写真を撮影するには、IRカットフィルターを取り付ける必要があります。
赤外光は可視光とピント位置が異なるため、
開発にはかなりの労力がかかったそうです。
主に用途が研究調査用(図書館、博物館、研究機関、官公庁など)のため、一般的な量販店では販売されておらず、個人にも販売されていないとのこと。
作品の設定としては宇宙人の判別に使う、といったことが
用途として考えられそうですが、そもそもなぜ円谷プロがこのカメラを使っているのかが謎ですね……。
動画はフルHDのみなので、あまり力は入れていない模様。
似ている機種としては中判一眼レフの645Zがありますが、
こちらは銘板が赤白ではなく、黒となっています。
もしかしたら645Zの銘板に色をつけてPENTAX 645Z IRっぽくしているのか……?
ちなみに、PENTAX 645Z IRのスペックをダウンして、
APS-Cセンサーを用いたKP IRもラインナップされています。
ふと思ったんですが、この集合写真のシーンって、
『ウルトラマンティガ ザ・ファイナル・オデッセイ』の
撮影シーンをオマージュしたものではないかと。
ウルトラマントリガーはティガの路線を受け継いでいるので、
『ウルトラマンティガ』のオマージュシーンがあっても不思議ではないのです。
当ブログでも、下記リンクで取り上げています。
関連リンク:
ウルトラマンティガ ザ・ファイナル・オデッセイ (THE FINAL ODYSSEY)に登場したカメラはライカ(Leica) Minilux(ミニルックス)!!
『ウルトラマンティガ ザ・ファイナル・オデッセイ』は2000年の作品ですので、
22年前と比べて合成技術も格段に進歩していることがよく分かりますね。
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