ペンタックス(PENTAX)が新しくフィルムカメラを作るぞー! 新しいフィルムカメラへの提言を書いてみた

トイカメラ
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ペンタックス(PENTAX)が
新たにフィルムカメラの製造計画に着手したようです。

公式サイトでは、「フィルムカメラプロジェクト」を
開始するアナウンスが掲載されていました。

PENTAXブランドにて”フィルムカメラプロジェクト “開始
~カメラファンの皆さんとの共創を目指して~

リコーイメージング株式会社(代表取締役社長:赤羽昇)は、PENTAXブランドにおいて、新たにフィルムカメラの開発検討を行う「フィルムカメラプロジェクト」を開始することをお知らせします。 昨今、若年層を中心に人気が再燃しつつあるフィルムカメラを、リコーイメージング/PENTAXが長年培ってきた技術を継承した新たな製品として提供することで、国内外のフィルムカメラファンの皆さんにカメラや写真を楽しむ新たな選択肢を広げることを目指します。昔からフィルムを楽しんでこられた方々、そしてこれから新たにフィルムを手にしてみたいという新世代の方々に向けて、新製品開発に伴い、アフターサービスをはじめとした「安心」もお届けしたいと考えます。

フィルムカメラプロジェクトの具体的な取り組み
1.フィルムカメラの新機種の開発検討
PENTAXブランドにおいて、フィルムカメラ開発の検討を開始します。リコーイメージング/PENTAXが培ってきたフィルムカメラ開発のノウハウを生かし、ベテランの技術者と若い世代の技術者が一丸となって技術を承継すると同時に、新たな視点を加えることができないかを検討します。
2.カメラファンの皆さんとの共創の工夫
デジタルカメラが主流となった現在、フィルムカメラの開発に必要な部材の調達も簡単ではなく、メーカー一社の想いだけでは進みません。そして何より、フィルムカメラが好きなファンの皆さんや写真家・クリエイターの方々の声が大事です。オンライン・オフラインでの各種イベント、SNSを通じたコミュニケーションを活用し、製品作りに反映できるよう工夫したいと考えます。一方で、こちらの進捗状況をワールドワイドでお伝えできるような、そういったファンの方々と共に創り上げるための工夫も検討します。

「フィルムカメラプロジェクト」の動画サイトには
YouTube動画が上がっていたものの、
30秒程度の短い抽象的なイメージ映像だったので
具体的にはどのような方向を目指すのかは
まだ不明です。

個人的にはこんなフィルムカメラがあったらいいな
というのを挙げてみると……。

ハーフサイズカメラ希望

近年はハーフサイズカメラのニーズが高まってます。
例えばコダックではハーフサイズカメラを2022年に
新たに発売しています。EKTAR H35です。

また、キックスターターでもハーフサイズカメラを
製造しているDave Faulknerという方がいます。
Alfie TYCHというカメラで、
無事目標金額を達成したようです。

Alfie TYCH

USB充電で、カメラのセッティングは液晶で行います。

ペンタックスは現在リコーイメージングのブランドです。
リコーは以前、「オートハーフ」シリーズや
「キャディ」というハーフサイズカメラを
製造していたことがあるので、できるはず。

こちらの写真はリコーオートハーフ。

現在ではスマホの画面で見る人が多いはずなので、
ハーフサイズでも十分。
おまけに縦画面なのでスマホで撮影するのと同じで
フィルムカメラを使ったことがない人でも違和感なく
使用できるでしょう。

以前、こちらのエントリーにも書きました。

フィルムカメラ入門にハーフサイズカメラが最適である5つの理由

おまけに、フィルムの撮影枚数が倍になるので
お財布にも優しい。36枚撮りのフィルムなら72枚撮れます。

「きれいに写る」以外の付加価値がほしい

スマホやデジタル一眼では、素人が撮影しても
きれいな写真を撮影できます。

わざわざフィルムを買って撮影するわけだから、
アナログの良さを生かせるような付加価値が必須でしょう。

その付加価値が何であるかすぐに分かれば苦労しないのですが、
「画質のきれいさ」ではないことは明らかです。

コンパクトで手軽に持ち出せるカメラがほしい

過去に、大きくて重いフィルムカメラは
たくさん作られてきました。

近年ではチェキや写るんですといったフィルムカメラは
女性が購買層として牽引しているところがあるので
なるべく手軽に持ち出せるコンパクトで軽めのカメラが
望ましいでしょう。その意味でも、ハーフサイズカメラは
うってつけといえます。

レンズは広角寄りで明るめがよい

旅行やイベント、ちょっとしたところへ
何人かと出かける場合、よく出先で
自撮りすることがあるでしょう。
そのときのために、レンズは広角寄りが
よいのではと思います。

初代のオリンパス・ペンならぎりぎり自撮りが可能です。
手をいっぱいに伸ばしたところでシャッターを切るのがコツ。
昔読んだ桜井実さんのオリンパス・ペンについて書かれた本では
すでに50年以上も前にセルフィーしていた様子が載っていて
笑ってしまいました。

これからのプロジェクトの進展に期待ですかね……。

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