Hi Cheers! (ハイ・チーズ!)という新人バンドが
「ABCがワカラナイ」というシングルを7月にリリースしたそうです。
そしてこれがMV。
そしてこちらがシングルのジャケット。
フィルムカメラが4台、登場しています。
1台ずつ拡大してみていきましょうか。
まずはこちら。
ロモのスメナ8ですね。
チープなプラスチックのカメラなのに
結構よく写るので評判のフィルムカメラです。
アニメ『つり球』に登場していたので、
当ブログでも扱っています。
次はこれですね。
オリンパス(OLYMPUS)のペン(PEN)EEシリーズです。
写真はEE-3です。
ハーフサイズカメラで、誰でも簡単に撮影できるように
工夫されています。正面からだとEEなのか、EE-2なのか、
EE-3なのか判然としないので、ひとまずEEシリーズと
くくっておきました。
結構小型軽量にかかわらずよく写り、スメナ8と違って
金属感も味わえるのでオススメです。
それからこちらは、
アグファ(AGFA)ISOLYですね。
このカメラのみ、35ミリフィルムではなく
ブローニーという120フィルムを使います。
トイカメラに分類するのがふさわしい感じです。
1980年代に入って、再度「ISOLY 100」という
機種が発売されますが、そのときは
35ミリフィルム用になっていました。
こんな感じで、デザインも大きく変わっています。
最後はこちら。
フジフイルム(FUJI FILM)のブランド、
フジカ(FUJICA)ST-701ですね。
一眼レフカメラで、絞り込み測光のプラクチカマウントを採用、
ジャケットに使われていたのは後期型の模様。
1970年発売なので、すでに50歳です。
性能的には1964年発売のペンタックスSPとほぼ同じ。
Hi Cheers! の「ABCがワカラナイ」は聴いてみたところ、
アレですね。フィリッパーズ・ギターそっくり。
そういえば、パーフリも「カメラ! カメラ! カメラ!」という
シングルや『CAMERA TALK』というアルバムを出してましたし、
そこらへんの影響もあるんじゃないかと
勝手に想像してしまいました。
パーフリのシングルとアルバム、
いつリリースされたのかを確認したら、1990年でした。
もう30年も前のことなんですねぇ。
それから「ABCがワカラナイ」のジャケットを
見ていて気がついたのですが、
カメラの構え方がみんなバラバラですね。
ST701を持っている人なんて、一眼レフなのに
スナップカメラみたいに構えてるし……。
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