第5話より。
菊比古と助六たちは、素人同然の集団であるものの、
小屋を借りて芝居をすることに。
そして菊比古は女形として出演、
拍手喝采を浴びることとなります。
そして、芝居が終わった舞台裏。
小屋の支配人が、記念写真を撮ろうと
カメラを持ってきました。
スプリングカメラですね。
拡大してみました。
これは、ツァイス・イコン(ZEISS IKON)の
スーパーイコンタ532(SUPER IKONTA 532)が近いと思います。
レンズ左上に見える飛び出したツノは連動距離計で、
ピントを合わせるのに使います。
カメラの上部には、フラッシュが据え付けられています。
芝居小屋だから当然暗いので、
フラッシュは必須というわけですね。
カメラ自体は1938年あたりという戦前につくられているため、
時系列的にも問題ありませんね。
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