スカイライダー (仮面ライダー):第41話にフジフイルム ポケットフジカ450が登場!!

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
Pocket

俳優・村上弘明の出世作。
ただ、ライダースーツの色が地味な上、
必殺技がほぼスカイキックしかなかったライダー。
原点回帰のシリアス路線が受けなかったため、
後半は大幅なてこ入れによって
復活を果たしたいろんな意味で転機となった本作。

第41話「怪談シリーズ 幽霊ビルの秘密」より。

戦争中、病院だった古い建物で何百人もの人間が
薬が足りなくて死んでいった。
そして、最近ここに幽霊が出るという噂が広まった……
(ナレーションより)。

子供達が、肝試しをしようということになって
この病院の中を探検することに。

ヘルメットや金属バットなどで武装しています。

で、出た〜!!

でも、ちょっと嬉しそうな表情がス・テ・キ。

転んだ拍子にカメラのシャッターが切れました。

少し明るくしてみました。

そして撮影されたのがこちら。

しかし「何も写ってないじゃない!」と
ブランカのお姉さん達に酷評される始末。

しかし、筑波洋は壁に文字のようなものが
書いてあると指摘。
この部分だけ引き伸ばして見たいと提案する。

これは、フジフイルム(FujiFilm)の110カメラ、
ポケットフジカ450(Pocket Fujica 450)だと
思います。

1977年3月発売、
レンズはフジノンワイド20mm F4を搭載。
ポップアップフラッシュもついています。

ポケットフジカ250から進化したもので、
絞りと距離が調整できるようになりました。

フィルムとフィルムケースが一体になっている
110(ワンテン)フィルムを使います。

フィルムの大きさは、マイクロフォーサーズの
センサーとほぼ同じなんですよね。
いかに小さいかが分かると思います。

そういえば以前、この作品では
16mmスチルカメラのミノルタ16が
登場したことを書きました。

(関連リンク)
スカイライダー (仮面ライダー):第23話にスパイカメラ・ミノルタ16が登場!!

こちらの16mmスチルカメラは、
扱いが110よりも面倒だったり、
カメラメーカーによってフィルムとケースの
大きさがまちまちだったりしたので
次第に衰退していくことになりました。

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