前作がシリアス路線でいまひとつな出来だったので、
今回は電王に近いコメディタッチのバディものになりました。
果たして吉と出るか凶と出るか……。
第5話「世直しライダー! 裏切り者は誰だ!?」より。
父・元太(戸次重幸)が動画配信サイトに開設したお悩み相談チャンネルを見て、本田(林家木久扇)という老人が相談にやってきた。孫のボン(宇佐卓真)が動画配信サイトで“お仕置き”を生配信。騒動を起こしているらしい。
一輝(前田拳太郎)らがチェックすると、なんとボンはブラック企業の社長(内藤聖羽)の前でライオン・デッドマンを生み出し暴れさせている。驚いた一輝は現場に急行する。
一輝はライオン・デッドマンの前で変身。リバイとライダーバイスはみごとな連携でライオン・デッドマンを粉砕。ボンも心配する祖父・本田を見ると素直に反省し、大人しくスタンプを大二(日向亘)らフェニックスに渡す。(公式サイトより)
動画配信サイト・バイチューブで
悪を懲らしめる正義系バイチューバー、ボン。
謝罪、引退、スタンプの破壊動画を配信して
リバイスらと一緒にスタンプを狙う奴らを一網打尽にする計画です。
これが動画を配信しているところですね。
左右から一眼レフ、正面からはスマホで撮影しているようです。
しかし、よく見るとおかしいですね。
大きく映っている右側のカメラから見ていきましょうか。
拡大しました。
ここまで拡大すると、背面の様子がよく分かります。
特徴としてはこんな感じです。
・液晶画面が小さい
・手前側にダイヤルがついている
・液晶左側にボタンが複数設置されている
・液晶横上にダイヤル、液晶右下に
ふたを開けるための盛り上がったパーツがある
これは、ニコン(Nikon)の一眼レフカメラ、
D70もしくはD70sが近いと思います。
D70sはD70のマイナーチェンジなので、
外観はほとんど同じです。
D70
2004年3月発売
有効画素:610万画素
撮影感度:ISO200~1600
手ブレ補正:なし
動画記録機能:なし
液晶モニター:1.8インチ、13万画素
D70s
2005年4月発売
有効画素:610万画素
撮影感度:ISO200~1600
手ブレ補正:なし
動画記録機能:なし
液晶モニター:2インチ、13万画素
外観の違いで顕著なのは、液晶モニターが
少し大きくなった程度。
なので、どちらかと含みを持たせました。
先ほど「おかしい」と書いたのは、
このD70またはD70sは2004〜2005年の発売で、
いわゆる動画を撮る機能がない普通の一眼レフカメラなのです。
ですので、動画配信や録画には使えない。
小道具さんは何も考えずに使ってしまったようですね……。
現在ではSparkoCamというソフトで
ニコンのデジカメをビデオ通話などに活用できるそうですが、
D70とD70sに関しては対応してませんでした。
ペンタ部分にマイクをつけて、
横からDC入力で電源を供給しているように見せていますが、
実際には適当にスタッフが持っているカメラを
置いただけのように見えます。
せめてPanasonicのGH-5とかだったら
問題なかったのに、と思わざるを得ません。
もうちょっと頑張って欲しかったですね。
左側のカメラは小さい上に
黒が潰れてしまっているので
分かりにくいですね。
こちらも一眼レフカメラで、
録画機能はなさそうな感じです。
どなたかおわかりになる方、
書き込んでいただければ幸いです。
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