お台場にある日本科学未来館にて、2013年7月〜9月にかけて開催される
「サンダーバード博」。前回、開催されるニュースをお伝えしましたが、
今回はその続報です。内容が少し明らかになってきましたよ。
チラシはこちら。
開催期間は7月10日〜9月23日まで、夏休みを挟んでのべ72日間。
主催はフジテレビです。5月8日に制作発表が行われました。
主な展示内容は、次のようになるようです。
(1)サンダーバードの3D映像
オリジナルの劇中映像を3D化して、迫力ある映像を楽しめるとのこと。
世界初だそうです。
(2)サンダーバードギャラリー
メカの写真を展示するスペースになりそうです。
中でも、最も強調されていたのが
サンダーバードの撮影されたスタジオ風景を再現する、ということ。
ローリング・スカイ装置やサンダーバード4号の海底シーンなど、
実際の撮影現場を再現するので、期待していたくださいとのことでした。
小松崎茂のプラモデルボックスアートの展示もあるそうです。
1/72サンダーバード2号も展示されるそうです。
(3)参加型アトラクション
サンダーバード2号でレスキューに挑むそうですが、詳しい解説はありませんでした。
(4)最先端科学技術展示
最新の科学技術とサンダーバードの科学技術を比較するようです。
開催場所である日本科学未来館の館長は、元宇宙飛行士である毛利衛さん。
開催に当たって、毛利さんのありがたいお言葉も。
「未来館では、サンダーバード博を行うことになりました。皆さん、ご期待ください。サンダーバードは1号から5号までありますけども、やはり一番最初の小さなサンダーバードに乗ってですね、様々なところに行って活躍する様子が好きでしたね。『何のためにサンダーバードがあるのか』っていうと、世界中で困っている人たちを救うっていう、その、私たちもいろんな大変なことを経験しましたけれども、そういう困っている人たちを救い、さらに地球全体を考えてこれから私たちがもっともっと大きな問題になるであろう、地球温暖化とか、そういうものも含めてですね、エネルギー問題も何か困ったことがあれば助けに向かう、しかもそれを科学技術で解決できるんだ、というちょっと今としてはハードですけども、なかなか正義感があって、未来館でやるにふさわしいなって思ってます。どちらかというと男の方が当時、方向的には良かったんですけれども、今、科学技術には子どもも、大人も、男も女もありませんので、おそらくお母さんたちも興味を持ってくれるんじゃないかな、と思ってます」(口述のママ)
フジテレビの笠井アナウンサーは、この日のために特注のスコットの隊員コスチュームで登場。素材やデザインなど、イギリス本国にアプローバル(許可申請)を取り、寸法合わせをした後でもう一度本国へ申請を行ったという気合いの入ったコスプレを披露。そしてゲストの藤森伸吾(オリエンタルラジオ)は、水色のブレインズ風の眼鏡をかけて登場し、掛け合いを披露。
笠井アナウンサーは、3歳の時にサンダーバードの本放送を見て以来、ずっとファンだそうで、特撮の方法などかなり詳しい知識を披露していました。今回の制作発表も、自分から司会役を買って出たそうで、思い入れの深さを感じさせました。
夏休みをまたいでの開催と言うことで、かなり気合いが入っているように思いました。また新しい情報が出るのを待ちましょう。
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