マクロスの河森監督による新作アニメ『バスカッシュ!』です。
ビッグフットというロボットに乗り込み、バスケをするというお話。
胴体部分が自動車のボディという、
ロマン・トマによる斬新なデザインも目を引きますね。
第3話「デストロイ・デストロイ」より。
セラとの1on1に敗れたダン。
しかしその直後、謎のビッグフットの襲撃を受けるダンとセラ。二人は手も足も出ず倒されてしまう。
悔しがるダンとは違いセラは夢見がち。
さらにダンがセラに敗れたこと、そして謎のビッグフットにやられたことが早くも記事になり人々の知るところとなる。
一方謎のビッグフットのことが忘れられないセラは、街でBFBの選手であるアイスマンに出会う。 (公式ホームページより)
謎のビッグフットの正体を突き止めるため、一計を案じます。
その作戦に見事に引っかかった謎のビッグフット。
ベルが、二眼レフを使ってますね。
左手で巻き上げながら動画を記録するスタイルで、
デザインから見ると、この二眼レフは
ギア式ではなくて前板繰出式のものです。
こちらが、前板繰出式。
ノブを回転させることで、板が前後に動いてピントを合わせます。
こちらは、前玉回転式。
ギアを回転させることで、ピントを合わせます。
本来は、右側についているノブを回してピントを決めます(ローライフレックスは左)。
ただ、ベルの持ち方だと右手はカメラの支えで、
左手はカリカリと回転板を回さないといけないため
両手がふさがっています。
そうなると、ピントはどうやって合わせるんでしょうね(笑)?
あと、二眼レフの画角は真四角になるのですが、
アニメでは横長です。
まあ、テレビ画面が横長なので自然とそうなるのでしょうけど。
真四角にすると両横に余白ができて不自然になりますから。
それと、二眼レフはフードの上から被写体を捉えるので、
ベルみたいにカメラの後ろから像を覗くことはありません。
ツッコミどころ満載ですね……。
これも二眼レフを知らない人が描いたのでしょうね。
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