おまもりひまりに出てきたカメラ

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
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第9話「猫鳴く忍び寄る闇」より。

今回はカメラ本体は出てこないので、番外編となります。
村々が襲われ、あやかしが全滅するという事件が続出。
明らかになっているだけで数十件、あやかしがすべて食い尽くされていた。
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西の方から事件が発生しており、あやかしを食べる「あやかし」が存在するのではないか、という話が。
ここで映画のフィルムみたいな感じで説明が続きます。
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ここに注目した人はフィルム通かも(?)。
映画は、フィルムを縦に走らせます。
パーフォレーションが左右にあり、
アニメだと上から下にパーフォレーションが移動しています。
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もともとは映画で使われたフィルムをカメラに転用したのが、
カメラフィルムの始まりでした。
画面はかなり横長に見えますね。

映画のスクリーンサイズにはいくつかのサイズがあります。
映画スタンダードサイズの大きさは1(縦):1.37(横)です。
つまり、画面の横が長い形になっています。

では、35mmフィルムの大きさで換算してみましょう。
ここでは、映画フィルムの縦横に合わせてあります。
35mmフィルム・フルサイズ=36(縦)×24(横)mm
なので、縦長の画面になってしまいますね。

では、「Fate/Stay Night」のエントリーで紹介した
ハーフサイズカメラだとどうなるか?

35mmフィルム・ハーフサイズ=18(縦)×24(横)mm
1:1.37に対して、1と1.37にそれぞれ18をかけてみましょう。
すると、「18:24.66」、およそ18mm×24mmの画面となります。
つまり、「映画のスクリーンサイズ(スタンダードサイズ)は、
ハーフサイズカメラのアスペクト比に近い」
、ということなんですね。

京セラの「サムライ」というハーフサイズカメラだと横位置で連写ができるので、
カメラのフィルムでミニ映画を作る(もちろん音はないので、あとで付け足します)
なんていう遊びもできそうです(現像してスキャン、後で音を足すなど、かなり手間がかかりそうですけどね)。
(参考)日本オーディオ協会「映画のスクリーンサイズ」

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