メイスピーという、昭和30年代に売られていたカメラがあります。
大きさはホルガの半分くらい、
重さは197gでちっちゃくてかわいいんです。
でもこのカメラ、現在では製造されていないフィルムを使うんですね。
「ボルタ判」っていうんですけどね、
これはブローニーが35mmフィルムの大きさになった、と
考えるとわかりやすいと思います。
裏紙がついていて、フィルムを巻いていくとそこに書かれた番号が
裏窓に表示される仕組みになっています。
35mmフィルムのパトローネを入れようとしても、
大きさが合わなくて入りません。
このカメラ、どうにかして再生できないか、と考えました。
いろいろと調べてみると、ボルタ判のフィルムに
35mmをまき直して使う方法があることが判明。
ただ、手間がかかる上12枚位しか撮影できません。
そこで、35mmフィルムを裏紙に巻かないで
撮影できるように改良してみました。
ねじを回すとぽろりととれますね。
ここらへんが、おもちゃカメラの扱いやすいところです。
次回は、皮を貼り直します。
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その2〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その3〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その4〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その5〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その6〜
コメント
昔のカメラって、今から見ると個性的なデザインのカメラが多いですね。
裏紙をはずして撮影枚数を増やすのは、120フィルムが220フィルムと同じアイデアですね。
noki様
コメントありがとうございます、
ご指摘の通り昔のカメラってデザインもしっかりしていて、
とてもおもちゃカメラには見えません。
フィルムも220フィルムと同じようになりますね。
これから数回に分けてメイスピーの改造記事をアップしていきますので、
お時間があればまた見に来て下さいね。