メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その4〜

トイカメラ
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ボルタ判カメラは、フィルムに裏紙がついていました。
撮影後に、裏窓を見ながら紙に書かれた番号を表示させれば
よかったのですが、その窓をふさいでしまったらどのくらい
フィルムを巻けばいいのかが分からなくなります。

巻きすぎるとコマの間隔が開きすぎてフィルムを無駄にしてしまいます。
かといって、コマが重なってしまうのはもっといけませんね。
そこで、メイスピイ135化作戦というサイトを参考にしてみました。
フィルムの送りの部分に、こんなカウンターを取り付けるというのです。
題して「ぷちぷちかうんたー」(笑)。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_21_blog_import_529edd1bad4e6_zps81e5fdff.jpg

画像が小さくて分かりづらかったのですが、
簡単に言えばフィルムのパーフォレーション(四角い穴)に
尖った部分が当たってぷちぷちと音がするように設計して、
その音の回数で巻き上げを確認するという方法です。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_22_blog_import_529edd1cb9a98_zps824d8a41.jpg

不要なフィルムを使って作ってみました。
こんな感じになりました。
 photo meisupii_1a_35mm_film_makinaoshi_23_blog_import_529edd1de9ca5_zps9dc08dd2.jpg

メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その1〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その2〜
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メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その5〜
メイスピー35mmフィルム化大作戦〜メイスピー[Meisupii]はもらったー! その6〜

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コメント

  1. Tomas T より:

    「メイスピイ135化作戦」を掲載したサイトの管理人Tomas Tと申します。
    偶然、ネットで「メイスピー35mmフィルム化大作戦」のタイトルを見かけてやって来ました。
    マイナーな当サイトの記事をURL付でご紹介して頂き、ありがとうございます。
    メイスピイはたまたま出張先の大阪で入手し、持ち合わせていたデッドストックのボルタ版カラーフィルムで撮影したところ、その描写にビックリして135化を思いつきました。

    • anicame_admin より:

      Tomas Tさん
      はじめまして、書き込みありがとうございます!
      私が使っているのはメイスピーIaですが、
      その写りがかなりよかったので驚きました。

      ボルタ判は35mmのパトローネが入らないので、
      何とかできないかと色々探しているうちに
      Tomas Tさんのサイトにたどり着きました。
      大変参考になりました。
      ありがとうございました。
      他のボルタ判や中判カメラに35mmフィルムを入れる時に
      同じような工夫を施しています。

      メイスピーはホビックスやスタート35よりも
      少し大きめなので、昨年にパトローネが入るように
      さらに改良しました。でも、削りすぎて
      裏蓋が外れてしまったので、針金を使って
      何とか元に戻して使っています。

      あの時代のメイスピーは何であんなに描写が優れてるんでしょうか。
      そのあとに出たメイスピーハーフなんかよりもかなりきちんとした
      写真が撮れるんですよね。
      もっと多くの人にこの事実を知ってもらえればと思ってます。

  2. Tomas T より:

    私の使っているのは「Meisupii-35Ⅲ」です。
    目測なれどピント合わせができます。

    確かにモノクロ時代の玩具カメラなのに、驚異的な描写力と美しいカラーの再現性ですね。
     ↓
    http://www.photohighway.co.jp/AlbumTop.asp?key=840320&un=53026&m=0

    写りが気に入り、その後、ピント合わせの出来る何種類かのMeisupiiを購入してしまいました。
    メイスピーハーフも写りが良いとは、東郷堂のカメラ、侮れませんね。

    • anicame_admin より:

      Tomas Tさん
      書き込みありがとうございます。
      私のメイスピーIaは、ピント合わせができないタイプです。
      ただ、レンズが小さめなので接写レンズを無理矢理取り付けて
      花などを撮って楽しんでます。30cm位まで近づけます。

      Tomas Tさんの撮影された写真、
      35mmフィルム化の際、参考に
      何度も拝見させていただきました。

      ボルタ判のカメラはフィルムの巻き直しなどが
      必要なのと、フィルムの入れ替えが
      ダークバックでないとできないのでちょっと不便。
      1回フィルムを詰めて持って行くと、20枚くらいで
      打ち止めになるので、家に持って帰ってダークバックで
      フィルムを取り出してます。

      ちょっと面倒ですが、写りがいいのと軽いので
      いつも連れ出したくなるカメラです。

      メイスピーハーフのレンズはメイスピーIaよりも
      かなり劣りますが、良い意味(?)で
      味のある写真が撮れるため気に入ってます。

      試しに東郷堂のホビックス・ジュニアも巻き直して
      撮影してみましたが、ちょっとぼんやりした感じでした。

      メイスピーのボルタ判だけ、なぜか写りがいいんですよね。
      ほんと、不思議です。

      • Tomas T より:

        「Meisupii-35Ⅲ」では36枚撮りフィルムを装填し、36枚撮影出来ています。
        不思議ですね。「Ia」と微妙に容積が違うのでしょうか。比較したことがないので分かりませんが。

        接写レンズ装着とは目からウロコものです。
        小型デジカメのレンズ前面に貼り付けるタイプのフロントコンバージョンレンズを数タイプ持っていますので、いろいろと試してみます。

        • anicame_admin より:

          Tomas Tさん
          先ほどTomas Tさんのサイトを見ていて気がついたのですが、
          私もこの前玉回転式のメイスピーとほぼ同じモデル、持ってます。
          レンズは、Meisupii-35Ⅲの方が大きいです。
          カメラ本体の大きさは、だいたい同じだと思います。

          接写レンズは、チェキ用のものを使っています。
          500円くらいです。そのままだと装着できないので、
          こちらのエントリーにあるように輪ゴムを通して
          無理矢理装着しています。
          http://anicame.com/post-1653/

          エントリーではペンEE-3に付けてますが、
          こうすれば、30センチくらいの距離で撮影できます。
          ただ、レンズの大きなカメラですとケラレが発生します。
          Meisupii-35Ⅲだとレンズが大きめなので、
          合わないかもしれません。
          結構適当に取り付けてアバウトに撮影してますが、
          結構しっかりと写ってくれるので便利です。

          メイスピーで35mmフィルムを使う際は
          遮光をしっかりしないと光線漏れが発生しますね……。
          私の場合も結構悩まされました。
          毛糸を貼り込んで、ISO100のフィルムにしたら大分改善されました。
          ただ、今でも時々光線漏れになります。

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