以前のエントリーでしろ先生原作の『カメラ、はじめてもいいですか?』が
実写化されることを書きました。
(関連リンク)
7月3日より実写ドラマ『カメラ、はじめてもいいですか?』放送開始!
今回、第1話を視聴してみました。
第1話より。
人付き合いが苦手な主人公の池田ミトは、
一人暮らしの女子高生。
クラスメイトともコミュニケーションが上手く取れず、
もやもやとした毎日を過ごしています。
そんなある日、お菓子作りに失敗して
煙がもうもうと立ちこめる室内が気になった
隣人の綿矢チサトが様子を見に来ました。
そしてチサトが昼食のオムライスを食べないか、と
ミトを誘います。
実はお隣さんだったんですね。
チサトの部屋に恐る恐る入るミト。
そこには、彼女がこれまで目にしたことのない
おしゃれな光景が広がっていました。
おお、カメラがありますね。
チサトはカメラマン志望の22歳。
でも、棚が暗くてカメラがよく見えない。
これはミスですね。
部屋自体が明るくないのは仕方ないけど、
カメラが大事なドラマなので白っぽい棚にして
黒目のカメラを目立たせるとか、色々方法はあったはず。
残念な感じですね。
引きのカットもありました。
カメラを目にしたミトに、過去の想い出がフラッシュバック。
家族写真を撮るのにかなり抵抗があった模様。
ここでミトのお父さんと記念撮影用のカメラが出てきます。
これは、オリンパスのフォーサーズ一眼レフカメラ、
E-400シリーズですね。
E-400シリーズとしたのは、ストラップに隠れて
番号が見えにくくなっているためです。
E-400シリーズはE-410とからE-420がありました。
ボディは一眼レフにしては結構小さくて、
持ち出しやすい感じでしたね。
E-410は2007年発売、
有効画素は1000万画素、
ISOは標準:ISO100~1600、
手ブレ補正機構や防塵・防滴はなく
エントリー機の位置づけでした。
E-420はE-410の後継モデルで2008年発売、
有効画素1000万画素、
ISOは標準:ISO100~1600、
両者ともほとんど同じ外観ですが、
違うのはE-420では液晶モニターが大型化したこと、
グリップ部が握りやすくなったことなどです。
映像素子はダイナミックレンジが拡張されていて、
結構細かな改善が施されています。
フォーサーズって、数年しか使われず
すぐにマイクロフォーサーズに移行してしまいました。
私もE-510を持っているんですが、
レンズ選びに難儀します。
ややこしいのは、マイクロフォーサーズのレンズは
フォーサーズの本体にはつけられない、
逆にフォーサーズのレンズをマイクロフォーサーズの
本体にはアダプターをつければつけられるということ。
一体このレンズはフォーサーズ用なのか
マイクロフォーサーズ用なのか、
調べるのが結構面倒でした。
しかし、最近オリンパスのレンズの見分け方が分かりました。
それは、「ZUIKO DIGITAL」ならフォーサーズ、
「M. ZUIKO DIGITAL」ならマイクロフォーサーズです。
「M. 」はマイクロフォーサーズの頭文字ですね。
フォーサーズ専用のレンズなら安いだろうと思いきや、
モノによってはまだ結構高いですね……。
話をドラマに戻すと、
ミトが写真を撮られることに抵抗があるのは、
上手く笑えないからという理由でした。
しかし、オムライスを食べている彼女はとても幸せそう。
そんなミトの様子を見ていたチサトは、
思わずカメラを手に取りチサトを撮影します。
これは、フジフイルムのデジタル一眼カメラ、
X-T5ですね。
2022年発売、裏面照射型約4020万画素、
質量約557gのコンパクトボディに
5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能、
AIによる被写体検出AF、高速AFを搭載しています。
ISOは最大51200、
電子先幕・メカニカル:1/8000秒~15分、
SDカードが2枚挿せるダブルスロット。
14bit RAW撮影可能、
6.2K 16:9(6240×3510)29.97pも撮影できるという
相当ハイスペックなカメラです。
お値段は発売開始から約1年で30万円弱なり。
背面を見るとアイピースがかなりでかいなぁという印象。
次の日、車で撮影に行くというチサトは
ミトを誘ってドライブへ。
第2話に続きます。
最初、実写ドラマの宣材写真を見た時には
「ずいぶんとパワフルな感じの女性だなぁ」というのが
第一印象で、大丈夫かなぁと心配したのが本音でした。
まだ下の宣材写真1枚しか見てなかったので。
でも、第1話を見て実際に動いているミトを見ると、
それほどパワフルな感じがなかったし、
頑張って原作の世界観を生かそうとしているのが分かりました。
第2話も視聴してから、そのうち紹介したいと思います。
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