スカイライダー (仮面ライダー):飛田今太が使っていたカメラはミノルタ製?

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
Pocket

スカイライダー初期のコメディリリーフとして
登場したのが、特ダネカメラマンの
飛田今太(とんだ・こんた)。

ライダーの戦闘シーンを撮影しようとして
常に失敗するという役回りでした。
彼が使用していたカメラはというと……。

第5話「翔べ 少女の夢をのせて」より。
ネオショッカーのアリコマンドと鉢合わせ。

悲鳴を上げて気絶します。

拡大しました。

画像にシャープをかけてみます。

これは、ミノルタ(Minolta)の
フィルム一眼レフカメラ、
SR-T 101かSR-T Superが近そうです。

銘板が光っていて見えないのですが、
セルフタイマーのレバーが大きくて
形が似ていることからこちらを選びました。


SR-T 101は1966年発売、
CLCという分割測光を採用し、
故障も少ないため人気となりました。


SR-T SuperはSR-T 101の後継機種で、
1973年発売。
スクリーンがスプリット/マイクロプリズム式で
欧米にも輸出されて好評だったとか。

第6話「キノコジン 悪魔の手は冷たい」。
病院にて、先ほど別の場所で見た人と同じ人が
通り過ぎて行き、不審がる様子。

第7話「カマキリジン 恐怖の儀式」。
スクープを求めて駆けまわります。

怪人が出た〜!

気絶して、アリコマンドに踏みつけられます。

第9話「コブランジンの殺人軍団」。
スカイライダーのスクープを撮るべく
カメラを構えています。

しかし、スカイライダーがぶん投げた
アリコマンドが次々と降ってきて
潰されてしまう。

第10話「見た!カニンガージンの秘密」。
スカイライダーがバイクに乗って
アリコマンドと戦闘しています。

段ボールの背後から
スカイライダーを狙っています。

しかし、バイクが突っ込んできたため
近くにあった家具の中に身を潜めることに。

アリコマンドのバイクに突っ込まれて気絶。

第11話「サンショウジン!地獄谷の脱出」。
松葉杖で歩いてきますが、
アリコマンドとスカイライダーとの戦闘を見つけて
カメラを構えます。

爆弾を持っているアリコマンド。

スカイライダーとの戦いで爆弾が飛んでいった〜!

彼の前で爆発。

黒焦げになるというオチ。

拡大しました。

第14話「ハエジゴクジン 仮面ライダー危機一髪」。
いろいろなところからカメラで狙っています。

拡大しました。

スケートリンクでは、アリコマンドとの
追いかけっこに巻き込まれて転倒。

これは、ミノルタ(Minolta)の
フィルム一眼レフカメラ、
XDだと思います。

ミノルタXDは1977年発売、
世界で初めて絞り優先、シャッター優先の
両優先式を搭載したAE一眼レフカメラです。

それまでは、高価な一眼レフでも
シャッター速度優先か
絞り優先のどちらかしか
搭載しておらず、どちらがいいかという
激論も識者の間で交わされていたほど。

しかしXDが両者が扱えるようにしたことで
他社も追随し、現在では
当たり前のように搭載される機能となっています。

飛田今太は本編にはほとんど絡んでおらず、
16話以降は出てこなくなりました。

後半には、ロボットの鎧を身につけた青年、
がんがんじいに取って代わられてしまいます。

もう少し飛田今太が活躍していれば、
カメラの登場シーンも増えたのに残念ですね。

(amazon)

(楽天)

\ 最新情報をチェック /

コメント

PAGE TOP