今回はマンガの『生徒会役員共』第4巻に登場したカメラをご紹介。
例によって、畑ランコがカメラを構えています。
またマニアックなカメラを描いていますね……。
探すのに苦労しました。
これは、ダコラのディグネッテ・シリーズ (Dacora Dignette Series) だと思います。
決め手は、カメラ上部の湾曲したデザイン、ファインダー周り、
そして本体右下のフラッシュを接続するためのシンクロコードの穴。
ダコラはドイツのカメラメーカーで、1960年代初頭に発売されています。
もちろんフィルムカメラですよ。
ディグネッテはVario、E-Mなどさまざまな種類が出ていましたので、
1機種の特定は難しかったので、ディグネッテ・シリーズとしました。
中でも近いのは、ディグネット・プロントかスーパー・ディグネッテ辺りでしょうか。
ともにカメラにはフラッシュを取りつけるホットシューがカメラ上部についていますが、
イラストの方にはありません。
他にもAdoxとか、コダックとか、このモデルのフランス版ともいえるフェラニアとか、
Vitoシリーズとか、似たデザインのカメラがいくつも作られています。
シャッターボタンは、ランコが人差し指で押さえている場所ではなくて、
本体前面の左側にあります。
ランコのイラストでは、中指に隠れている部分ですね。
今回紹介したカメラは、
『生徒会役員共』第4巻に収録されています。
関連リンク:
生徒会役員共に出てきたカメラ(1)
生徒会役員共に出てきたカメラ(2)
生徒会役員共に出てきたカメラ(3)
描写が微妙なカメラたち〜『勇しぶ。勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました』『生徒会役員共』『Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-』
生徒会役員共*に出てきたカメラ
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