私はMacユーザーなのでPCゲームはほとんどしないんですが、カメラがいっぱい出てくるエロゲがある、という情報を聞きつけたので調べてみました。
それが、しゃんぐりらすまーとから発売される
『恋ではなく—— It’s not love, but so where near.』です。
発売日は2011年4月28日(木)。
どういうゲームかというと、
卒業までに1本の映画を撮る、というもので
映画や写真を撮ることが一応のテーマとなっている模様
(実際には美少女の攻略が目的なんですが……)。
そしてこれが、肝心のカメラが出てくるシーンです。
キヤノンのダイアル35ですね。ハーフサイズカメラです。
ゲームではダイヤルと書いてありますが、キヤノンのサイトではダイアルとなっています。
斬新なデザインのカメラです。
ここで出てくるベル・ハウエルというのは、アメリカのカメラ・メーカーで、
キヤノンのダイアル35は、アメリカではベル・ハウエルの名前で発売されていました。
だから、こういう台詞が出てくるのです。
電話のダイアルに似ているダイアル部分に露出計が仕込まれています。
ここで、目測式の話が出てきます。
今のデジカメだと、自動的にピントを合わせてくれるのが当たり前ですが、
昔のフィルムカメラだと自分で距離をセットしなければなりません。
レンジファインダーや一眼レフは、被写体との距離を見ながら測ることができます。
でも、目測式は自分でだいたいこれくらいの距離だろう、と考えて目盛りを1mとか5mとか合わせていきます。
ただ、ハーフサイズカメラは被写体深度が深いのでピンぼけになりにくい特徴があります。
だから、目測式でもそれほど大きな問題にはなりにくいんですね。
ダイアル35では、写真のようにスライダーでおおよその距離を指定します。
露出は電池を入れていれば自動的に計算してくれますが、
その電池も昔の規格のもので現在は生産されていません。
アダプターをかませて使うことになりますが、マニュアルで設定することもできます。
こちらが、露出の設定部分。この状態だと、オートです。
つまみを引き上げると、マニュアル設定が可能となっています。
つまみを回して、絞りを決めて撮影します。
カメラをコンデジから使い始めた人は、なんて不便な……と思うかもしれませんが
設定がいろいろあるということは、逆にいえばそれだけいろいろ遊べるということでもあります。
ちなみに、ダイアル35だとこんな感じの写真が撮れます。
略してスピグラとも呼ばれています。
35mmではない、大きなフィルムを使います。
戦後あたりに報道機関がよく使っていたカメラです。
フィルムが大きい分、細かいところまできれいに写るので重宝されていました。
ただし、カメラが大きいので今では相当好きな人でないと持ち歩くだけで疲れるかと。
もしこのソフトが評判になれば、アニメ化されて「たまゆら」に続くカメラアニメになる……という日が来るかもしれませんね。
※キャラクター紹介のページに、使用カメラが書かれていますね。ローライやらハッセルなんかが書かれていますよ。
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恋ではなく -It’s not love but so where near. ORIGINAL SOUNDTRACK / アニメサントラ |
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カメラデカ過ぎワロ