普通だった主人公が、途中から
徐々におかしくなっていく描写が
印象的なアニメ作品。
第12話「伝書鳩」より。
メイリンの蝶によって司たちの元へ強制的に引き寄せられたヒロキ。司が「林を潰したのはヒロキだ」と悟に吹き込んでいたことを知り、さらにショックを受ける。自分を絡めとる悟のドアをヒロキは捨て身の行動で回避しようとするが…。(公式サイトより)
司(つかさ)が次第に感情を
取り戻していく様子を見て、
満たされた気持ちになる林。
その司を写真に収めようとします。
フィルムカメラのようです。
なぜなら、こちらから見て右上に
フィルムを巻き戻すための
ノブ(クランク)があるからです。
拡大しました。
これは、ライカ(Leica, Leitz)の
レンジファインダーカメラ、
M3が近いと思います。
1954年に登場したMシリーズ最初のライカが
この「M3」でした。
レンジファインダーカメラの中でも
出来映え、操作感、仕上がりなどすべてにおいて
最高峰のカメラと賞賛されました。
これを見て、レンジファインダーでは勝てないと
思った日本のカメラメーカーは、こぞって
一眼レフという新しい形態へと
シフトしていくことになります。
他にも似たデザインに、M3のパーツを省略し、
広角レンズに対応したM2(1958年発売)、
ライカM2から距離計を省いた
M1(1959年発売)などがありますが、
なんと言っても知名度の高さから
M3ではないかと考えた次第です。
司の成長を見守っていた林が、
何であんなことに……。
(amazon)
amazonでBlu-ray Boxを購入する
↓
(楽天)
コメント