Pen (ペン)のツイッターでも、
出足が好調とのつぶやきがあったほど評価を得ている
「Pen (ペン)」サンダーバード完全読本。
今回は、本誌を読んだ上で(自腹でも購入しました)、
買おうか迷っている方にオススメポイントを5つご紹介しようと思います。
もちろん、ネタバレしない程度にですけどね! (笑)
(1)サンダーバードの魅力を全般的に網羅している
メカやプラモデルだけ、といった本はこれまでずいぶんと出ましたが、
メカ、スタッフ、制作の経緯、全ストーリー紹介、小松崎茂の箱絵など、
魅力のすべてをまんべんなく網羅しているのでわかりやすいです。
(2)珍しい写真がいっぱい載っている
『サンダーバード』を制作するきっかけとなった、
レンゲデ事故の写真から、制作スタッフが持っていた貴重な撮影風景、
ジェリー・アンダーソンのオフィス写真など、とにかく
貴重な写真がたくさん載っています。初出のものも多いので、
ファンの方にとってはマストバイかと。
(3)制作スタッフの貴重な「オリジナルインタビュー」が載っている
制作スタッフはいずれも高齢で、ファンダーソンの会報では
毎号誰それが亡くなった、という記事が必ず出るほどです。
特撮監督のデレク・メディングスも亡くなってしまいましたが、
その下でがんばっていたブライアン・ジョンソン(ジョンコック)の
貴重なインタビューが掲載されています。
他にも監督のデビッド・エリオット、人形師のメアリー・ターナー、
声優のデビッド・グラハムなど、マニアの方ならピンとくる
スタッフ陣の貴重なインタビューが読めるのは、
Pen編集部が持っている情報網の強みではないかと思います。
(4)ブルーレイ画質のきれいなキャプチャ画像がたくさん使われている
スチール写真やスナップ写真のほかに、
ブルーレイの高画質なキャプチャ写真がたくさん使われており、
「半世紀近く前の作品なのにこんなにきれいな画質だったのか」と
驚かされることしきり。
50ページのスコットの写真はおそらく古いポジで、
かなりボケボケな感じですが、ストーリー紹介とか、
62ページの救助メカの中でも「高速エレベーター・カー」とかは
かなりの高画質で、他の救助メカの写真との違いは一目瞭然。
今週のサンダーバード〜サンダーバードのブルーレイ画面がきれい過ぎて失神した
ブルーレイで見たくなること間違いなし、といった感じです (笑)。
ちなみに、こちらは1982年に立風書房から出ていた『サンダーバード超百科』。
さすがに表紙にはスチール写真がメインに使われていますね。
21世紀の新百科と書いてありますけど、
今はもう21世紀なんですよね-。
こちらは裏表紙。当時の画質はこんなもんだったんですね。
色あせは別として、おそらく16ミリフィルムから切り出したと思われる
粗い写真が使われています。
30年で格段の進歩を遂げました。
(5)音楽の記事が充実
別冊「Pen+」のウルトラマン特集では、音楽に関してはたったの1ページのみで、憤懣やるかたないと感じた人も多かったはず。
サンダーバード完全読本では、作曲家バリー・グレイのバイオグラフィーと、主要音源を掲載。特撮、アニソンのファンの方々にも配慮した構成となっています。
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