哀愁あるメロディがウリのロシアのロカビリー・バンド「ガガーリン・ブラザーズ」

ロカビリー
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ロシアのロカビリー・バンドはひと味違う……そんな感想を持ってしまいました。
そのバンドの名は、ガガーリン・ブラザーズ。
写真は、2009年にリリースされたアルバム『Twist Behind The Iron Curtain』のジャケットです。
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Amazon.co.jpでは、再入荷の見込みが立っていないと書いてありました。
なので、下記のURLからMySpaceで彼らの音楽を聴いちゃいましょう。
GAGARIN BROTHERS (MySpace)
ベースは、ロカビリーで定番のウッドベース(コントラバス)。
ちょっと太ったおっさんが、作業服のようなものを着て歌っています。
あら、アコーディオンが入ってますよ。
Gypsy Twist:昔、フリオ・イグレシアスがヒットさせた「黒い瞳のナタリー」ですね。もとはロシア民謡だったので、こういう音楽は得意なのかも。

アコーディオンは今でこそ素人のど自慢の楽器、という
マイナーなイメージがありますが、第二次世界大戦直後辺りまで、
アメリカでは花形楽器だったんです。
あの、エルヴィスもデビュー前にアコーディンを弾いていた写真が残っています。
歌のメロも、哀愁あるものでよくあるネオロカのバンドはぜんぜん違いますね。
(追記)
最近になって、YouTubeにガガーリン・ブラザーズの公式チャンネルがオープンしました。いくつか動画も見ることができますよ。

おや、何か聴いたことがある曲だなぁと思ったら、
アルバムの中ではザ・ピーナッツの「恋のバカンス」も歌っています。
「宇宙戦艦ヤマト」の主題歌を作曲した宮川泰氏の作曲で、ロシアに持ち込まれていろいろな歌手にカヴァーされたそうです。
アルバムの中にある、「U sinewo Morja」という曲ですね。

「Pesnja brodjatschewo Rybaka」はギターがかなりジャズっぽい雰囲気を醸し出しています。
アコーディオンが入ると何となくロス・ロボスっぽい感じもしますが、一風変わったロカビリーとして注目しておいてもいいかもしれません。

2011年の春には、ドイツでライヴを行う予定みたいですね。
ドイツはベースボールズの世界的なヒットもあって、ロカビリーに注目が集まりつつあるのかもしれません。

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