たまこまーけっとのOPを見ていたら『風船少女テンプルちゃん』を思い出した

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京都アニメのたまこまーけっと、ついに始まりました。
『けいおん！』の山田尚子監督が担当していることもあって、
放送前からかなり話題になっていましたね。
このオープニングを見ていたら、あのアニメを思い出しました。

たまこまーけっとのOPは、こんな流れです。
バトンを使って、シルクハットの中からしゃべる鳥、
デラ・モチマッヅィが登場。

主人公の北白川たまこが、バトンを振りながら歩いて行くと……。

音楽につられて、商店街のみんながついてくる、という感じです。

昔、似たような光景を見たなぁと思って、記憶をたどっていくとありました！
タツノコプロのアニメ、『風船少女テンプルちゃん』です。

1977年の作品。

鳥のキャラクターとして、アヒルのガッペがいました。

歌では「タクトをとれば……」となっていますが、
彼女が持っているのはバトンです。

しかもシルクハットに近い？　帽子もかぶってます。

テンプルちゃんたちが奏でる音楽に惹かれて、町の人々がぞろぞろ後をついて行く、という形に作られています。

たまこまーけっとは日常系のアニメなので、テンプルちゃんのように鼓笛隊の服装ではなく、普通の学生服にバトン、といった形にしていますね。
ちなみに、女の子の後ろに人がぞろぞろついていく、というのは『魔女っ子メグちゃん』とか、『魔法少女ララベル』なんかでもありましたが、この2作品は女性の魅力に惹かれてついていく、という感じなのでイメージとしてはちょっと違うかなと。
ひょっとしたら、監督がオマージュしているのかも (笑)。

テンプルちゃんは、タツノコプロの吉田竜夫氏が亡くなる直前まで携わっていた、いわば遺作となる貴重な作品でした。先日出た『世界の子供たちに夢を~タツノコプロ創始者 天才・吉田竜夫の軌跡~』でも、そのことが書かれています。

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