夏のあらし!に出てきたカメラ

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
Pocket

第4話「想い出がいっぱい」より。

相性の合った相手と“通じる”と、その力を借りて時間を跳ぶことができるあらし。
そんなあらしの秘密を知り、彼女の力になることを誓った一だったが、いまだに彼女が幽霊だということは信じられずにいた。そんなある日、一たちは、黒髪の女の子を主役にした自主映画を撮影したいという学生達に協力することになる。あらしとともに撮影場所となる大倉山高等女子校を下見に行った一と潤は、そこで戦時中に写された1枚の写真を見せられる。そこにはあらしと、カヤという金髪の少女が写っていた。(公式ホームページより)

ヒロインの嵐山小夜子は幽霊で、戦前に女学生だったという設定です。
戦中に撮ってもらった写真を学校で見つけます。
 photo natsunoarashi_04_01_blog_import_529edca44504b_zps7a63b012.jpg

本は『海底二万里』、『ふしぎの海のナディア』の原作としても知られていますね。
 photo natsunoarashi_04_02_blog_import_529edca5829fc_zps6c3f93e1.jpg

隣に写っているのはカヤという少女です。
 photo natsunoarashi_04_03_blog_import_529edca6e1558_zps185fe437.jpg
 photo natsunoarashi_04_04_blog_import_529edca813a3c_zpsb6345e8c.jpg
 photo natsunoarashi_04_05_blog_import_529edca8f1dae_zps91420a98.jpg

そして彼女とはもう何十年も会っていない嵐だったが……。
突然の再会。ということは彼女も幽霊?
 photo natsunoarashi_04_06_blog_import_529edcaa130ad_zps80148177.jpg

この回では、蛇腹カメラが登場します。
スプリングカメラともいいますね。戦前から戦後しばらくにかけて
よく作られたカメラです。同じような形がたくさん出ているので
正直見分けがつきません。

が、戦前の国産モデルに限定すると少しは絞れますね。
ここでは、オリンパス・クロームシックスとオリンパスシックスを取り上げてみます。
時代的に言うとオリンパスシックス(1940年、昭和15年)が近いと思います。

が、ファインダーの形状はオリンパス・クロームシックス(1948年、戦後の昭和23年)に近いといえるのではないでしょうか。
 photo natsunoarashi_04_07_blog_import_529edcab211af_zpsb096118d.jpg

それにしても、写真館のシーンで出てきた二眼レフ、大きすぎやしませんか?(笑)
 photo natsunoarashi_04_08_blog_import_529edcac67db9_zps4b05db0b.jpg

ところでこのアニメは、オープニングで昔の歌謡曲のジャケットそっくりの
ポーズをキャラクターがするので懐かしいと思う人も多いはず。
でも、歌い方と歌詞がちょっと……(笑)。

エンディングの「キラリフタリ」は、昔の歌謡曲っぽく作られていますよ。

Follow me!

コメント

  1. 匿名 より:

    このカメラは昭和13年製のセミオリンパスII型ではないでしょうか?

    ウェブサイト欄にオリンパスのサイトの該当カメラのURLを貼っておきますね。

    • anicame_admin より:

      コメントありがとうございます。拝見しましたが、確かに似てますね! ヒロインの嵐山小夜子は昭和15年で13歳という設定らしいので、時系列的にもしっくりきます。貴重な情報、ありがとうございました!

PAGE TOP