第7話「渡辺しおん」より。
機械の体になってしまった獅子神は、
人殺しの罪で警察に追われる身となってしまった。
獅子神は、彼が人殺しでないことを信じる
クラスメイトの渡辺しおんに自分の体のことを打ち明ける。
すると、彼女は家に匿ってくれることに。
彼女は癖っ毛であるが故にいじめられていたが、
同じようにいじめられていた安堂を救い出した
獅子神を見て、密かに好意を寄せていたのだった。
起床した獅子神。
渡辺しおんは祖母と二人暮らしで、
決して裕福そうには見えないのですが、
部屋にはなぜかこんな高級オーディオがズラリ。
ひとつずつ見ていきましょうか。
①一番上に見えるのは、レコードプレーヤーです。
恐らく、DENON DP-47Fではないかと(写真はYouTubeより)。
ボタンの数が一致しています。
1985年2月発売、定価は59,800円。
2002年頃には64,800円で売られていたようです。
重厚な鏡面仕上木製防振キャビネット、
高出力MCカートリッジ、
自動サイズ検出&スピード切換機構を搭載。
DENONは昔からレコードプレーヤーには
定評がありました。
②その下の金色のアンプは、ONKYO(オンキヨー)の
Integra A-927ですね。
1997年発売、定価は9万5000円。
実際には金色ではなくて銀色なのですが、
照明の関係でそう見えているようです。
定格出力は100W+100W(8Ω)のハイパワー、
重量は18.0kgとかなり重い。
電源部にはダブルコア・レーザートランスを搭載、
Midbass Presenceにより従来のトーンコントロールでは
補正できなかった中低域を調整できるスグレモノです。
先ほどのレコードプレーヤーはMCカートリッジでしたが、
このアンプでは接続可能です。
中には、MMカートリッジしか接続できない
モデルもありますので、そこら辺の
整合性もうまく考えられています。
③さらにその下に見えるのは、チューナーですね。
ONKYO(オンキヨー)のIntegra T-425ATだと思います。
1996年発売で、定価は49,800円(税抜)。
FM/AMチューナーとしてはかなり上位機種で、
快適で正確な選局が可能なクォーツシンセサイザー方式を採用、
最適な受信モードを自動的に選ぶ「APRシステム」、
ウィークリータイマー内蔵、
FM/AMランダム40局プリセット可能、
プリセットしたチャンネルに数字やアルファベットを
あてがうことができる8文字キャラクターメモリー、
リモコン装備、AMステレオ対応と至れり尽くせり。
④一番下に見えるのは、CDプレーヤーですね。
右に丸ぽちが一杯ついているのが見えますが、
選曲用のボタンです。
これは、SONY(ソニー)のCDP-XA7ES、
ゴールド仕様です。1994年発売、
定価は何と25万円!!(写真はYouTubeより)
メカベース本体に読み取りのピックアップを固定して、
真鍮削り出しのスタビライザーでディスク面の振動を
抑制して、揺らぎがかなり少なくなっているとのこと。
さらに耐振性が向上したシャーシ構造、
鋳鉄製偏心インシュレーターなどにより
揺れを最大限までカットしている機種ですね。
中央に見える、黒くなっている部分がCDトレイで、
ここは液晶にもなっていて
曲目とかが表示されます。
この部分のカットは、実際の部屋の写真を
加工したもののように思います。
置き時計はアニメで足したような印象を受けます。
ただ、渡辺しおんや祖母の趣味とはとても思えないなぁ。
明らかに男性の趣味の部屋のようです。
もともとオーディオは男性の趣味の王道ですからね。
この間、テクニクスブランドが復活して
レコードプレーヤーのSL-1200を
再発することが話題になりました。
そのとき、旗を振って頑張っていたのが
小川理子さんです。彼女はジャズピアニストと
二足のわらじを履いて同社史上2人目の女性役員としても
有名です。これだけ彼女が有名になったのも、
女性であるにもかかわらずオーディオ部門の
指揮を執ったからなんですよね……。
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