コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜に出てきたカメラ

アニメ・特撮に出てきたカメラたち
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第3話「鉄骨のひと」より。
連続爆破事件を解明しようと
超人課たちが動いていました。

証人に話を聞いています。
カメラをぶら下げてますね。
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拡大しました。
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これは、ライカ(Leica)のM4だと思います。
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1967年〜1975年に製造され、
フィルムの巻き戻しクランクが
斜めに取り付けられているのが特徴です。
こちらから見て右上に斜めに見える、
丸いパーツが巻き戻しクランクです。
デザイン的にしゃれてますが、
レンジファインダーの最高峰は
1つ前の機種となるM3という方も多いとか。
M3は1954(昭和29)年発売です。

M3を見た日本のカメラ業界の人々は
レンジファインダーじゃライカにかなわないから
他のものを、といって一眼レフにシフトしていったのは
有名な話です。

今回は、もう1機種カメラが登場しました。
それがこちら。遺留品のようです。
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これは珍しい。
すぐにわかりました。ロシアのカメラですね。
ロモ(LOMO)のヴォスホート(VOSKHOD)です。
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有人宇宙船と同じ名前というのもわかりやすい。
こちらはライカM3から10年後の1964年に発売されています。
結構ゴツイ、男気あふれるカメラです。
縦写真で気軽に撮影できるように設計されています。

こちらはカメラペディアからの引用ですが、
フォーカシングノブ(左中央に見える三角形)の
位置もそのまんまじゃねーか!
とツッコミを入れたくなりましたが (笑)。

それからこちらはおまけ。
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ギターを持っている彼が弾いていたのは、
ナルシソ・イエペスの演奏で有名な「禁じられた遊び」。
主旋律は弦1本で弾けるという名曲です。
https://youtu.be/Ai4L8mYWD5Y

そしてこちらは、新宿西口のイメージですね。
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ギターを弾きながら歌っています。
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1969年、新宿西口地下広場での
フォークゲリラが余りにも有名です。
実際のフォークゲリラの写真は、
この動画で見られます。

そして、こちらは新宿スバルビルの地下にある
新宿の目というオブジェ。
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宮下芳子の作品で、1969年に作られました。

アニメの公式サイトには、
「高度成長によって発展する戦後20余年の日本が舞台」
という設定があります。
1960年代後半、というよりは
第3話は69年の情景が反映されています。

登場したカメラがいずれも1960年代に発売されていたのは、
時代設定に合わせる意味があったのだと思います。
なかなか考えてますね。

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