主人公・垂水光が写真を撮り始めるまでの
昔話の中で、友達と一緒に撮影を始めた話が出てきました。
その女友達が持っていたカメラがこちら。
みんな高そうなカメラですね。
上のカメラは、コンタックス(Contax)の
TVSシリーズというフィルムカメラです。
初代は1993年発売の高級コンパクトフィルムカメラで、
28-56mmのズームレンズを搭載しています。
ツァイスレンズの性能を堪能できる
「バリオゾナー」(Vario-Sonnar)、
ただ開放値はF6.5とかなり暗いですね。
露出はプログラムAEと絞り優先AE、
1997年にはCONTAX TVS2(コンタックスTVS2)が
発売されています。
1999年にはCONTAX TVS3(コンタックスTVS3)も
出ていますが、こちらはかなりボディのデザインが変わっているので
当然ながら候補から外れます。
ということは、マンガに出てきたのは
CONTAX TVS(コンタックスTVS)もしくは
CONTAX TVS2(コンタックスTVS2)ということになります。
下は、フジフイルムの高級コンパクトデジカメ、
X100シリーズです。当ブログでもよく出てくる、
アニメ御用達のカメラともいえますね。
このX100シリーズはたくさん種類がでているので
機種の特定が難しいのですが、描写から見ると
X100FもしくはX100V辺りが近そうです(写真はX100F)。
決め手はこちらから見て左上にダイアルが見えますね。
初代にはこのパーツがありません。
X100Fは2017年2月発売、
2430万画素APS-Cサイズ「X-Trans CMOS III」センサーと
高速画像処理エンジン「X-Processor Pro」できれいな写真が撮れます。
光学式と電子式の切り替えが可能な
「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」を搭載しています。
USB充電可能、フルHD画質で動画も撮れます。
もう一つの候補であるX100Vは2020年2月発売です。
このマンガの連載は2018年12月〜2019年11月号なので、
連載が終わってから発売されているので候補から外れました。
従って、この漫画で描かれていたのはX100Fだと思います。
垂水光はこの女友達としばらく撮影を楽しんでいましたが、
あるときからこの女友達が写真を撮らなくなり、
ある日、彼女から告白されてしまったとか。
まあ、百合マンガなので……。
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