中国のウェブアニメが日本に進出。
これまではストーリーやキャラクター設定、世界観が
「?」(……理解不能)というものが多かったんですが、
この作品はカメラと写真が題材に使われているせいか、
とっつきやすい感じでした。
トキ(程小時)とヒカル(陸光)は能力者。
撮影された紙焼き写真の中に入ることができるトキ、
そして写真が撮影されてから
12時間後までの出来事を把握できるヒカル。
過去に未練がある、過去に起きた事実を知りたいといった
クライアントからの依頼を受けて写真の中の世界にダイブし、
依頼人やその周囲の人々の未来を少しずつ変えていくという
お話です。
第2話「秘伝のレシピ」より。
今回の依頼は人気ラーメンチェーン店の看板メニューのレシピの入手。
依頼人の夏(ナツ)は女社長で、学生時代の親友・林貞リン・ジェンとともに開いた小さなラーメン店「林夏麺館」を長年二人で協力しながら大きくしてきた。
だがある日、厨房担当の林貞が店の看板メニューのレシピを夏に教えないまま店を去ってしまう。
夏は裏切った林貞がその味を売りに新たに独立することを恐れて依頼してきたのだ。
元親友だけあって二人の写真は多いが手がかりは少なく、調査は難航した。
諦めかけるヒカルを前にトキが背中を押し、わずかな望みをかけて残された写真の中に“ダイブ”する。(公式サイトより)
写真の中の世界に「ナツ」となってダイブしたトキ。
秘伝のレシピがないかどうか、
カメラの中にあるデータをくまなく探しています。
しかし、それらしきものはなく空振りに。
このカメラは、キヤノンのEOS D60が近いと思います。
2002年3月発売、EOS 60Dという機種もあるので紛らわしいんですが
こちらのD60は正面と背面のデザインが似ています。
お値段なんと35万8000円!
画素数は鼻で笑われてしまうほどの630万画素ですが、
当時としてはかなり画期的な数字でした。
20年も前にRAW/JPEG画像の同時記録機能を搭載し、
ISOは100〜1000までをカバー。
ISOも今見ると貧弱ですが、当時としては
かなりレンジが広いカメラだったんです。
記録媒体はコンパクトフラッシュでした。
質量は780g(電池・CFカード別)。
最初見たときは、結構角張っているのでKonica Minoltaの
αシリーズかと思ったんですが、色々調べていくと違っていた感じです。
αのデジタル一眼レフ(α7 DIGITALやαSweet DIGITAL)は
ダイアルノブが2つありますし、
背面のデザインも違っていたからです。
この回では他にもカメラが出てきましたので、
次のエントリーに続きます。
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