「忍者になるでござるよー!」
というレオナルド(cv: 小野賢章)の
軽〜いノリが心地よい体操アニメ。
第8話「特訓ザムライ」より。
新技『アラガキ・マーク2』の練習に取り組んでいた城太郎は、完成への突破口を見いだせずに悩んでいた。そんな時、自分にも練習を手伝わせてほしいと申し出るレオ。
一方、合同合宿で玲と友達になった中国人選手のキティ・チャンが、荒垣家に遊びにくる。
サムライの娘も、お年頃!(公式サイトより)
キティ・チャンが荒垣家にやってきます。
彼女は中国の代表選手です。
主人公の体操選手、荒垣城太郎の娘である
荒垣玲をショッピングに連れ出します。
玲に服を買ってあげようとして、
試着させると興奮して写真を撮るキティ・チャン。
スマホかな〜と思いきや、
デジカメのようです。
もう少し見てみましょう。
レンズに映る玲の姿もきちんと反転されています。
「いや、それが普通だろ」とお嘆きの貴兄に。
反転せずにそのままオンエアされたのが過去にあったんですよ、
『アマガミSS+ plus』という作品がね……。
(関連リンク)
『アマガミSS+ plus』第12話:カメラの描写であり得ない失態!!
よく見えるカットがありました。
拡大しました。
これは、ソニー(SONY)の
サイバーショット(Cyber Shot)、
DSC-P1ですね。
アニメでは色はレッドです。
カメラ本体のデザインだけだと、
2005年に出たDSC-P200の方が近いかもしれません。
ただ、DSC-P200はグリップの出っ張りがないんですね。
DSC-P1は2001年10月発売、有効画素は321万画素、
光学ズーム3倍、F2.8~F5.3と
当時としては普通のスペック。
動画は320×240、最大15秒までなので
2020年のスマホは最大4K30fpsくらいまで
撮れるので性能は段違いです。
定価はなんと99,800円!!
もちろん、当時ソニーがごり押ししていた
メモリースティックを使います。
「プレイステーション 2」に画像を取り込める
“ピクチャーパラダイス”対応というのを見ると、
すごく時代を感じますね。
プレステ2に撮影した画像を取り込んで、
対応ソフトで使用すると自分の顔をした
キャラクターを設定することができたみたいです。
なんぜこんな古いデジカメを出してきたのかと
訝しんでいたんですが、物語の背景を知って納得。
『体操ザムライ』は2002年の日本体操界を
モチーフにしているんですね。
最近では当然のように小物にも結構配慮して、
当時のものを使うアニメが増えています。
この『体操ザムライ』も例に漏れず、
という感じですか。
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