[悲報] SF特撮人形劇『サンダーバード』の生みの親、ジェリー・アンダーソンが死去！

SF特撮人形劇『サンダーバード』の生みの親、
ジェリー・アンダーソンが亡くなりました。 83歳でした。
（写真はニュースを報じたBBCのHPより）

以前のエントリー「今週のサンダーバード〜【悲報】ジェリー・アンダーソンは認知症（アルツハイマー病）だった！！」で、認知症を患っていることが明らかになりましたが、彼の面倒を見てきた再婚相手の息子が、ブログで死去したことを公表しました。

このニュースを報じたBBCの記事を要約すると、こんな感じです（ほんとに大まかな訳なので、ご了承ください）。
もと英文記事はこちら。
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サンダーバード、海底大戦争スティングレイ、ジョー90などのテレビショーの生みの親である、ジェリー・アンダーソンが83歳で亡くなりました。
彼は『キャプテン・スカーレット』も製作し、彼の作ったスーパーヒーローたちは1960〜70年代、何百万人もの子どもたちの想像力に火をつけたのです。
1965年から放映された救助物語の特撮『サンダーバード』は、代表作です。
アンダーソン氏は、息子のジェイミー氏によれば、2010年から認知症（アルツハイマー病）を患い、この数ヶ月で一段とひどくなったそうです。
ジェイミー・アンダーソン氏は水曜日の午後、父が安らかな永遠の眠りについたとことを自身のウェブサイトで公表しました。
「ジェリーは2年前に混合型認知症と診断され、様態は急激に悪化しました」と綴っています。
ジェリー・アンダーソンは、2012年6月に、病気の症状について語っています。
BBCバークシャー（注：バークシャー＝イングランド南東部の地名）に語ったところによると、「（私は、自分が認知症であることに）まったく気がつかなかったんです。私がヤカンをシンクに置いて、お湯が沸くのを待っているといったバカげたことをしているのを見て、おかしいと気がつき始めたのは妻のメアリーでした」
彼のその他の作品は、『謎の円盤UFO』『スペース1999』『宇宙船XL5号』などがあります。
アンダーソン氏は、お気に入りのキャラクターは、『サンダーバード』でペネロープの執事）パーカーだったそうです。
声優で、改心した金庫破り（＝パーカー）と、ブレインズの声を担当したデビッド・グラハム氏は、「とても寂しい日だ」と語りました。
グラハム氏は「専門的なことをいろいろと教えてもらったと同時に、彼は私にとってよき友人でもありました」とBBCに語りました。「ジェリーは天才だったと思う」
グラハム氏は、アンダーソン氏がクックハムにある古いパブに連れて行ってくれたとき、そこには年寄りの給仕がいました。そして、アンダーソン氏は「今からあの給仕を呼ぶから、彼の言っていることをよく聞いてごらん」といい、そこからパーカーの声のヒントを得たと述べました。
俳優で、『ザ・デイ・アフター・トゥモロウ』『スペース1999』でアンダーソン氏と仕事をともにしたブレイン・ブレストは、BBCニュースに「宇宙から一筋の光が消えてしまった」と語りました。
アンダーソン氏は、ユーモアのセンスにあふれていました。幼稚ではなく子どもっぽい人で、宇宙、天文学、科学者たちを愛していました」
「彼は拡張できるだけの持論を持っていました。彼は常に刺激を受け、エネルギーでいっぱいだったのです」
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心よりご冥福をお祈り申し上げます。