爪が折れたぁ!接写用チェキレンズは復活するか?〜チェキレンズ改造大作戦〜

トイカメラ
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コンパクトカメラのレンズ部分にはめ込むと、
30センチの距離で接写ができるチェキ用接写レンズ。
価格は400円程度でとってもリーズナブル。オススメです。
↓下の写真をクリックすると、楽天のお店で買えますよ(400円台です)。

LOMO LC-Aに取り付けて接写するなんて技も、
トイカメラマニアにはよく知られています。

このレンズ、安くて使いやすいので評判も上々です。
かくいう私も、このレンズをオリンパス・ペンEE-3に取り付けて
接写を楽しんでいました。

が、接写レンズとカメラ本体をつなぐ爪が片方、折れてしまいました(泣)。
 photo cheki_tsume_01_blog_import_529eecee3980e_zps62cfbcd6.jpg

これがないと、引っかけられないのでレンズがぽろりと落ちてしまいます。
かといって、指で押さえていると写真に指が写り込んでしまいます。
テープで止めると、今度は接写でない普通の撮影がしにくくなる……。
さて、どうしたものかと思案橋。

新しいのを買えば、とはいえレンズ自体はまだ使えます。
そこで、簡単にカメラに取り付けられるよう
ちょこっとだけ手を加えてみました。

(用意するもの)
 ・マイナスドライバー(または千枚通し)
 ・ボンド
 ・輪ゴム2つ
以上です。

(1)まずは、レンズのまわりを取り囲むプラスチック部分に、
   2カ所穴を開けます。輪ゴムを通すためです。
   ドライイバー(千枚通し)を使えば簡単に穴を開けることができます。
   意外と柔らかいので女性でもできそうです。
 photo cheki_tsume_02_blog_import_529eecef573b4_zps8ee82fb3.jpg
   穴が開きました。
 photo cheki_tsume_03_blog_import_529eecf079072_zps6a6f7255.jpg

(2)輪ゴムを通します。外れないように結んでおきます。
   ただ、これだけだと外れてしまうのでここをボンドで接着。
 photo cheki_tsume_04_blog_import_529eecf1693e6_zps2d4725aa.jpg

(3)同じように反対側にも輪ゴムを通して完成です。
 photo cheki_tsume_05_blog_import_529eecf27fab6_zpsf65cfd7e.jpg
この輪ゴムを、本体にぐるっと巻いてレンズを取り付けます。
装着すると、こんな感じになります。
 photo cheki_tsume_06_blog_import_529eecf3a3a37_zpse14934f4.jpg
……かなりカコワルイネ。
見てくれはどうでもいいんですよ、ちゃんと撮影できれば(笑)。

というわけで、今回はキヤノン・デミを持って撮影実験をしてみました。
結果がコチラ↓
 photo cheki_tsume_07_blog_import_529eecf504b96_zpsc0602ff6.jpg

絞りは16だったので、背景はそれほどボケてはいませんが
30センチの接写ができるのはやはり魅力ですね。
右下の白いのが、接写レンズの枠です。ちょっと写り込んでます。

今回、改造してみて気がついたところは次の2点。
(メリット) いろいろな機種に取り付けることができる
       爪を引っかけなくてもよいので、
       取り付けられる機種の幅が広がりました。
       今回使用したデミは、爪だけだと取り付け不可能でした。

(デメリット)レンズ部分のフィルター枠が出っ張っている機種は、
       接写レンズが浮いてしまい、うまく撮影できないかも
       ペンEE-3では、レンズにひっかける形で使っていましたが、
       輪ゴムで固定すると出っ張ったフィルター枠が邪魔をして
       うまく固定できなくなります(↓ビヨヨ〜ンという感じに)。
       一長一短ですね。
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コメント

  1. 匿名 より:

    こんにちは。nobiannと申します。
    先日ee3を手に入れて接写出来ないかとwebを回っていたらこの記事にたどり着きました(^^)
    質問が2点ほどあるのである時間ある時にお答えいただけますでしょうか(^^;;

    1.爪はee3に加工なしで装着できますか?
    2.焦点距離はどれくらいになりますか?
    質問攻めですみませんがよろしくお願い致します^_^

    • anicame_admin より:

      nobiannさん
      書き込みありがとうございます。
      私の経験の範囲内で、ご質問にお答えします。

      (1)装着方法
      そのままの状態でもEE-3には取り付けることができます。
      カメラ本体に改造を施す必要はありません。
      サークルアイの内側に、チェキの接写レンズの爪を
      ひっかけるように取り付けます。
      軽くくっついているだけなので、
      気をつけないとすぐに落っこちます。
      側面に穴を開けて輪ゴムを使って取り付ければ確実です。

      (2)焦点距離
      これまでの撮影の経験から簡単に言いますと、
      レンズから30cm程度離れた場所にピントが合うようです。
      私の場合、ひじから親指のつけ根辺りまでが30cm程度ですので、
      被写体と同じくらいの場所に親指のつけ根を置いて、
      腕を伸ばしてひじの辺りでカメラを構えます。
      この方法だと、定規やヒモ、チェーンなんかで
      いちいち計らなくてもすぐに撮影できます。

      一眼レフのPen-Fを持っていなくても、
      疑似一眼レフ? みたいなボケが楽しめます。
      被写体と周囲は距離がある方がボケの効果がわかりやすいです。

      PEN EE-3はロングセラーモデルで、
      比較的安価に入手できる上、軽いし、使い方も簡単です。
      その分、手動でのシャッタースピードや絞りができませんが、
      チェキのレンズを使うと安価に接写が楽しめるんです。
      背景のボケ具合を撮影時に確かめられない欠点はありますが、
      それまでのフィルム一眼レフみたいに、重くて大きいレンズを
      使わなくてもいいのが長所ですね。

      PEN EE-3で楽しいフィルムカメラ・ライフが送れるといいですね。

  2. nobiann より:

    ごていねいにありがとうございます!色々と研究してみます^ ^

  3. […] 便利なフィルターの使い方で見つけたサイトがAni-cameさんというブログです。チェキのフィルターが使えちゃうらしい!!お時間ある時に見てみてくださいね! […]

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