第6話「ひとりのアイランド」より。
フランス出身の帰国子女である森須クロエは、
独立心が強く、人付き合いが苦手。
そんな彼女は好きなことにはとことんのめり込むという
性格の持ち主で、今日も何やらのめり込んでいる様子。
アンプとチューナーが置かれてますね。
スピーカーが描かれていないのが気になりますが、
ヘッドフォンで聴いている可能性もあるのであまり
突っ込まないことにします……。
アップになりました。
これは渋いセレクションですね、
下のアンプはソニー(SONY)のTA-1090、
上のチューナーはソニー(SONY)のSA-5090が
近いと思います。
ともに1975年頃に発売されています。
SONY TA-1090(¥36,800)
TA-1070をコストダウンしたモデルで、
実効出力は23W+23W(8Ω、1kHz)と
それほどパワーはない様子。
音量は中央に見えるスライダーを上下に動かすことで
調整します。このスライダー式ボリュームって
使い勝手が良さそうですが、いまいちな部分も多いんです。
というのも、力を入れすぎると音量がマックスにいってしまい、
かなりやかましくなるからです。
円形のボリュームであれば一度に最大ボリュームまで回すのは
なかなかできないので、大音量になる心配がありません。
それから、スライダーの上下に線が見えるでしょう。
このスキマからほこりが入って、ガリ音が出やすいんですね。
そのため、一定年数が経過したら分解清掃する必要が出てきます。
SONY SA-5090(¥34,800)
こちらはST-5070をコストダウンしたモデルで、
高周波増幅回路とミキサー回路には
接合型FETを採用しています。
アニメだと金属っぽい感じが出ていますが、
この時代はまだ家具調のオーディオがもてはやされていたので、
実物は左右に木製のオーク仕上げとなっていました。
これはおそらく描いたアニメーターの方の所有物だったのではないかと。
そう考えると、結構年のいったアニメーターが担当していたのかも。
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