先日、新聞を読んでいたらこんな記事を発見。
俳優・石井正則さんはカメラに造詣が深いそうです。
ただ、彼が力を注いでいるのは高級カメラではなく
駄菓子のように手軽に買えるカメラ。
「駄カメラ」と呼んでいるようです。
ご本人と一緒に写っているカメラは、
フジ(FujiFilm)AUTO-8QD
コニカ(Konica)KANPAI
コニカ(Konica)マーメイド
の3機種です。
フジ(FujiFilm)AUTO-8QD
1985年発売、TATEYOKOという別名で
写真の右下に日付が入ります。
縦位置でも横位置でも、右下に入るんです。
コニカ(Konica)KANPAI
1989年発売、ボイスレリーズがついていて
歓声が上がるとシャッターが切れます。
コニカ(Konica)マーメイド
1990年発売、5mの防水機能が付いてます。
いずれも写りはかなり良いそうで、
オートフォーカスやストロボ内蔵が当たり前になって
差別化を図るために奇抜なデザインや性能で
勝負する機種がいろいろと出てました。
任意団体「駄カメラ写真協会(DA CAMERA PHOTO ASSOCIATION)」の会長にも就任したそうです。
任意団体「駄カメラ写真協会(DA CAMERA PHOTO ASSOCIATION)」は、駄菓子のように懐かしく、気軽に買える廉価なフィルムカメラを「駄カメラ」と呼び、敬意と愛を込めて使うことによって銀塩写真の維持普及に貢献し、会員のみならず銀塩写真愛好者相互の親睦を深めるための活動を行うことを目的として、「いい大人が本気で遊ぶ」をモットーに2018年4月1日に発足しました。
毎年、「駄カメラ写真協会展」、「駄カメラ写真公募展」、路上の宴会等々を主宰し、「いかに面白いことをやって、みんなで大笑いするか」に全力をあげています。
入会金は500円、
年会費は6000円だそうです。
これまでは「トイカメラ」が高級カメラに対抗する
用語だったんですが、「駄カメラ」は恐らく
「チープカシオ」などに影響を受けて、
チープだけど写りが良いカメラ、個性があるカメラを
指しているのではないかと思います。
ただ、「駄カメラ」という言葉からその意味をくみ取るのは、一見しただけでは結構難しいのではないかと思いました。
「駄カメラ」、普及するのでしょうか?
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