ゆるゆりに出てきたカメラ（3）

今回は、漫画版なので番外編です。
ミオさんより情報をいただきました。ありがとうございました。

第9巻に「シャッターチャンス」というエピソードがあって、
これがデジカメと写真を取り上げた物語となっています。

早速カメラが出てきましたね。

ミオさんがご指摘されるように、
リコーのGR DIGITAL IV（2011年発売）でしょうか（写真は公式HPより）。

単行本は2012年8月発売で、連載雑誌は隔月。
ということは、この回が連載されていたのは
2011年あたりではないかと推測すると、GR DIGITAL IVで
よさそうです。
実質的にGR DIGITAL IIIなどの古い機種と区別するのは至難の業なので、
カメラの発売時期と連載の時期とを推測して判断してみました。

追記：よく見てみると、GR DIGITAL IVについているAFセンサーが
マンガでは無かったのでGR DIGITAL IIもしくはIIIの可能性が高くなってきました。
（名無しさん、ご指摘ありがとうございました！）

このカメラはフィルム時代からレンズと写りに定評のある
機種で、小さくてもよく写ることから、
一眼レフのサブカメラとして重宝されていました。

中古市場でフィルムカメラが軒並み値崩れを起こす中、
現在でもフィルム版のGRシリーズは比較的高値で取引されています。

デジタルの方は2～3年に一度モデルチェンジされているので、
古い機種のDIGITAL IIIあたりだと2万円くらいです。
それでもコンデジは5000円くらいから買えるので、
高い価格を維持していますね。

さらに今年は5月にセンサーをかなり大きいAPS-Cに変更という
大幅に改善されたRICOH GRは、なんと価格8万円超え。

RICOH デジタルカメラ GR APS-CサイズCMOSセンサー搭載