ポール・ヤングといえば、
1980年代にヒット曲を連発した歌手です。
代表曲は、ホール&オーツが歌っていた
「Everytime You Go Away」のカバー。
全米第1位となっています。
シタール風のギター・イントロが印象的でした。
Come Back and Stay(1983)、
I’m Gonna Tear Your Playhouse Down(1985)
などのヒット曲を出しました。
2016年以来、比去りぶりのニューアルバムが完成しました。
それが『BEHIND THE LENS』。
ポール・ヤング自身がカメラを構えています。
銘板がストラップにかかっていて
わざと隠れるようにしている、と
見えなくもない。
これは、ニコン(Nikon)のフィルム一眼レフカメラ、
FM2だと思います。
1982年発売、シャッター速度最大1/4000秒を
実現した圧倒的なフィルムカメラでした。
これは当時、世界最速でした。
1984年には改良が施されたNikon New FM2が
発売となり、これが2001年まで発売され続けるという
驚異のロングセラーモデルとなったのです。
日本では写真学校や芸術系大学で学ぶ学生達が
カメラを学ぶために購入するスタンダードな
一眼レフカメラとして長く愛されました。
ニュー・アルバムも聴いてみましたが、
あの声質が年を取ったせいで少し低くなり、
静かな曲が多かった印象です。
こういったアーティストの方々が
日本のカメラを使ってくれているのを見ると、
なんとなくうれしい気もするし、
日本のカメラ産業はすごかったんだなぁ(過去形)と
感じます。
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