今年、83歳になるジェリー・アンダーソン。
SF特撮人形劇『サンダーバード』の製作総指揮を務めたことで、
視聴者や特撮マニアの方々にとって知名度が高いプロデューサーです。
そのジェリー・アンダーソンが、
「認知症(アルツハイマー病)」だった
ということが発表されました。
ソースはいくつかありますが、
イギリスの国営放送、BBCが報じていることから事実と思われます。
BBC: Thunderbirds’ creator Gerry Anderson has Alzheimer’s
テレグラフ: Thunderbirds creator Gerry Anderson: I’ve got Alzheimer’s
London Eening Standard: Thunderbirds creator Gerry Anderson speaks about battling Alzheimer’s
BBCの記事を要約すると、こんな感じです。
『サンダーバード』の生みの親であるジェリー・アンダーソンは、アルツハイマー病にかかっていることが明らかとなりました。今から1年半ほど前に、アルツハイマーであると診断されました。ジェリー・アンダーソン曰く「私は自由を失ってしまった」。
最初に気がついたのは妻であるメアリーで、医者のところでトラディショナル・テストを受けることになった。それは、図面の上に紙を載せて鉛筆でなぞる、というもので「なんで私がこんなことをしなきゃならんのだ?」と思いながら始めると、うまくできず混乱してしまったといいます。
アルツハイマーの兆候は、ジェリーの息子であるジェイミーが5〜6年ほど前から気づいていたそうで、10月13日にはアルツハイマー病協会の支援により、ジェイミーとともにウィンザー・メモリー・ウォークに参加するとのこと。
これから、ジェリー・アンダーソンの功績を振り返る本やテレビ番組が続々と作られていくような気がします……。
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