前回のエントリーでも少し紹介しましたが、今回は登場人物が使っているカメラを紹介してみようと思います
(ただし、動画を撮影する8ミリカメラは除外)。
八坂典史(やさか・のりふみ、主人公)
・クラウン・スピードグラフイック(レンズはコダック・エクター127mm)
報道機関が使用したカメラ。
フィルムが大きいので、引き延ばしてもきれいな写真が撮れる。
1959年に発売された、ハーフサイズカメラ。
実は、初代といえども時期によって3種類のペンが存在します。
シャッターボタンのデザインとストラップ取り付け金具によって
見分けることができるのですが、主人公のカメラはこの3種類のうち、
どれになるのでしょうか。
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林亮輔(はやし・りょうすけ)
・ボリュー(Beaulieu)4008ZM II(8ミリカメラなので省略)
・ニコンR10スーパー(8ミリカメラなので省略)
・ローライフレックス3.5MX-EVS(テッサー搭載タイプ)
1954〜56年辺りに製造されていた二眼レフ。
ローライはプラナーというレンズが搭載されたタイプのものが高価で、
テッサーであるこちらのカメラは、比較的安価に購入可能。
とはいっても、5万円くらいはしますが。
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関矢尚人(せきや・なおと)
・ハッセルブラッド2000FC(Hasselblad 2000FC)
電気式シャッターを搭載した、中判一眼レフ。
上からのぞき込むようにして被写体をとらえます。
ブローニーという、裏に巻紙が貼ってあるフィルムで撮影します。
かなり高価で、現在でも20万円以上はすると思います。
彼は映画研究会のOBという設定なので、
社会人として働いているだろうからもっとも高そうなカメラを持たせている、
と考えられます。
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須崎孝一
・リトレックビュー(レンズはメイヤー・トリオプラン150mm)
日本のカメラメーカー、ウイスタ株式会社による箱形一眼レフ(Rittreck View)。
5×7in判シートフィルムを使用するものでしたが、現在では製造中止となっています。
(次回、女性編に続きます)
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恋ではなく -It’s not love but so where near. ORIGINAL SOUNDTRACK / アニメサントラ |
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