2010年1月23日公開予定の『劇場版Fate/stay night』。
A4のクリアファイルを秋葉原のジーンズメイトで配布していたそうで、
ある人から頂きました。
見てみると、これってハーフサイズカメラで撮影したフィルムじゃないですか!(実はフィルムの幅も同じなんです)。
Canaanといい、アニメにもハーフサイズカメラブームが到来か?
ここでハーフサイズカメラを知らない方へいくつかの特徴を。
一般的に売られている35mmフィルムを使います。
ハーフではないフルサイズっていうのがもっともポピュラーなんですが、
カメラの中を見るとはこんな感じの横長になります。
ハーフサイズカメラというだけあって、この画角の半分の大きさになるんですね。
こんな感じ。
だから、カメラは普通に構えると縦長の構図になるんです(フルサイズは横長)。
撮影したフィルムはフルサイズのちょうど半分の大きさになってます。
ただし、機種によっては京セラのサムライみたいに、普通に構えて横位置になるものもありますので要注意。
Canaanの大沢マリアが使っていたカメラのもととなったオリンパス・ペンFTも、
普通に構えると縦位置の構図になります。
だから第1話でマリアが横に傾けて撮影していたのを見て、おおっと思ったわけです(以前のエントリー「アニメ・特撮・映画に出てきたカメラたち〜『カナン (CANAAN)』編 その1」参照)。
Fateの場合、ペンで撮影したと考えるとカメラを横に傾けて撮影した、
ということになりますね。
フルサイズを普通に撮影したものよりも、ハーフの場合は上下の幅が狭くなっています。
Fateのデザインにもそれがうまく生かされていますね。
ハーフサイズカメラの特徴をよく踏まえた上で作成しているなぁ、と
感心してしまいます。きっと好きな方が関わっているんでしょうね。
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