第28話「任務と家族」より。
秘密警察の仕事に精を出すユーリ。この日は東国を揶揄する記事を西国に売っていると疑わしい元新聞記者を調査することに。調査を続けるユーリは、元新聞記者の胸中や家庭状況を知るが……。(公式サイトより)
元新聞記者の男が、今日もスクープを求めて
街を彷徨っています。
演説をぶっている政治家らしき人、
撮影しながら全然いいネタが無い、とぼやいています。
隠し撮りしてますね。
おお、これは!
かなり精密な描写ですよ!
最近のアニメにしては珍しい。
このカメラは、
ライカのフィルム式レンジファインダーカメラ、
Leica M3のようです。
1954年発売、巻き上げレバーや
バヨネットマウントといった
後のカメラの定番となるつくりをいち早く採用して
レンジファインダーの完成形ともいえるカメラとなりました。
ライカM3の完成度があまりにも高すぎたため、
レンジファインダーでは太刀打ちできないと悟った
日本のカメラメーカーは、一眼レフに舵を切ることになったのは
よく知られている話です。
この記者は貧乏で生活に困っているという話だったけど、
高性能なカメラは記者の命だから売らずに持っていたのかも。
この記者をつけていたユーリ・ブライアは
この記者の様子を写真に収めています。
シャッターを押した後、巻き上げは本体を
押したり引っ張ったりする16mmフィルムを使う
スパイカメラのようです。
ただ、このシーンしか登場しないので機種名は不明。
子どもが遊んでいるおもちゃの銃をゴミ箱に放り込み、
子どもたちが泣きながら探している様子を撮影。
残飯をあさる貧しい子どもたち、
というタイトルで売り込もうという魂胆でした。
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