損保ジャパンのCMに
桑田佳祐さんが出演しています。
いくつかバージョンがあって、
今回は「ドライブ」篇だそうです。
夫婦でドライブし、
記念撮影をするという
昭和な感じのデートです。
拡大しました。
これは、ニコン(Nikon)のフィルム一眼レフカメラ
F2のアイレベルが近いと思います。
こちらから見て右上にフラッシュ接続用の
端子(丸ぽち)が見えます。
あと、左側にはタイマーなどのノブが2つあります。
ニコンF2は1959年に発売されたニコンFの
後継機種として1971年に発売されています。
シャッターはB、1秒〜1/2000秒、
ニコンFマウントで
電池はSR44を2個使います。
見やすいファインダー、
豊富なニッコールレンズ群、
しっかりとした作りに
使いやすいとあって長らく
ニコンのフラグシップとして
人気を誇った機種です。
露出計を搭載したフォトミックファインダーを
取り付けたモデルも数多く発売されています。
ただ、現在購入して使うのであれば
露出計のないシンプルなアイレベルの方が
壊れにくそうです。
キヤノンのフィルム一眼レフである
F-1(1971年発売)とライバル争いを
繰り広げたことでも知られています。
当時の価格は、
ボディのみで64200円。
ニッコールオート50mm F2がつくと
78700円でした(ともにシルバーボディ)。
ブラックになるとさらに高くなります。
当時のサラリーマンの平均年収は
約100万円ですから、
当時の給料1カ月分くらいの価格と
考えて良いのではないかとおもいます。
桑田佳祐さんくらいになれば
ライカのカメラをいくつも買えるはずですが、
演じているのは定年間際のサラリーマンのようなので
あえて国産の当時ものの一眼レフカメラを
使っているのだと推測します。
恐らく、使っているカメラも
桑田佳祐さんのアイデアだったのではないかと
勝手に妄想するのも悪くなさそうです。
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