野口健さんといえば、25歳でエベレスト登頂に成功し、
七大陸最高峰登頂最年少記録(当時)を樹立した
アルピニストです。
そんな野口さんは、中学1年生の時に
ニコン(Nikon)のFM2を買ってもらい、大事に使っていました。
父親が外交官だった関係で、中学生の時は
イギリスに住んでいたそうです。
写真家になるか登山家になるかでかなり悩んだだけあって、
その腕はかなりのもの。
イギリスの後はイエメンに移住し、そこで
写真を撮っては暗室に籠もって
現像に明け暮れる日々だったそうです。
ニコンのFM2は1982年に発売された機種で、
FMシリーズは「Nikon FM」から「Nikon New FM2」に至るまで
20年以上にわたって生産され続けたモデルです。
FM2は一眼レフでは当時、世界最高速シャッターである
1/4000を実現。別売りのモータードライブにも対応し、
プロカメラマン御用達の一眼レフでした。
(写真はウィキペディアより)
ただ、1997年のエベレスト登頂辺りからは
カメラマンが同行するようになったため、
撮影はしなくなったそうです。
しかし、30代後半で山の景色に新鮮味がなくなっていたころ、
再び写真を始めれば山が楽しくなるかもと思い
再びカメラを手にするようになったそうです。
現在はデジタルカメラを使っていますが、
FM2は事務所に大切に保管されているとのこと。
写真集も出してるんですね。
(楽天)
震災が起きた後で死なないために 「避難所にテント村」という選択肢 (PHP新書) [ 野口健 ] |
野口健が見た世界 写真集 [ 野口健 ] |
確かに生きる 落ちこぼれたら這い上がればいい (集英社文庫) [ 野口健 ] |
コメント
FM3A、FM10を忘れているよ。
FM10は、天体撮影需要で今も細々と生き残っているよ。
コメントありがとうございます。
FM10は、天体撮影で今でも需要があるんですね。
知りませんでした……。