第1話「洪色魔都」より。
上海に取材へ出た大沢マリア(駆け出しカメラマン)とフリーランス記者の御法川。
そこで見たものは、盛大に行われる祭りだった。
そこでカナンという少女に出会う。
彼女は女豹のようにしなやかな動きで、
次々と人を撃っていく。彼女は一体何者なのか?
大沢マリアは、フィルムカメラですね。
しかもハーフサイズカメラ。
フィルムはナチュラ、ISO600というわけですか (1600ではなくて)。
夜景を撮るには、ISOが高い高感度フィルムの方がいいというわけですね。
もうすこし見ていきましょう。
おおっ、と思ったあなたはハーフサイズカメラ通(笑)。
ハーフサイズカメラは、一般的な35mmフィルムの半分のサイズで撮影できる経済的なカメラなんです。で、画角は35mmの半分。
普通のカメラで縦長に撮る時って、カメラ本体を90度傾けますね。
でも、ハーフだったらその状態が普通なんです(35mmフィルムの半分だから)。
というわけで、ファインダーを覗いた横長の状態は、
カメラ本体を90度横に傾けないといけないわけです。
一言で言えば、ハーフサイズカメラの特性をよくおさえて描写している、ということ。
ここで、「PEN-AT」と出てますね。
ハーフサイズカメラ好きにはたまらない描写と言えますね。
一方、御法川といえば……。被写体を追いかけたが、どうやら人違いらしいということでがっかりしています。
あわててカメラを被写体に向けると、そこには謎の美少女が……。
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