前回のエントリーでは、
キヤノンの一眼レフカメラEOS D60が登場しました。
関連リンク
時光代理人-LINK CLICK-:第2話にキヤノンの一眼レフカメラEOS D60が登場!!
今回は、残りの紙焼き写真から
真実にたどろうとしているところに
出てきたカメラです。
ナツとリン、2人が若かった頃に
記念写真を撮っています。
どこかで見たような
レンジファインダーカメラのようですが……。
これは、ハッセルブラッド(Hasselblad)の
フィルムカメラ「XPan II」が近いと思います。
またはフジフイルムのTX-2ですね。
パノラマ撮影ができるのが最大の特徴です。
……昔、パノラマ撮影ができるカメラが
ずいぶん出てましたけどとお嘆きの貴兄に。
昔流行したパノラマ写真は横長写真の上下を
カットして擬似的に細長く見えるようにしたものです(疑似パノラマ)。
しかし、XPan II(TX-2)はフィルムの2コマをつなげた
パノラマ撮影ができるんですよ。
そのイメージがこんな感じ
(フジフイルムのサイトより)。
いわゆる「フルパノラマ」っていうやつです。
もちろん35mm1枚のみの撮影も切り替えで可能となっています。
あと、なぜハッセルとフジフイルムの2機種を
挙げているかというと、実はこれらは同じものです。
フジフイルムのTX-2がオリジナルで、ハッセルの
XPan IIはTX-2の名前を変えてハッセルが売り出したものなのです。
TX-2ということはTX-1もあったんだろうということになりますが、
TX-1はレンズ横に大きなダイアルがありまして、アニメとはちょっと違います。
そのため、XPan II(TX-2)としました。
XPan II(TX-2)はともに2003年発売、
前回のエントリーで紹介したキヤノンのEOS D60は2002年発売なので
時系列的に近いものが選ばれている模様。
作品の設定時代が現在とほぼ同じとしたら、
20年近く前のカメラとなります。
時系列的にも違和感のないものになっていますね。
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