パソコンのOSを安定させる、という今回のエントリー。「OSを入れ替えずに長期間安定した使い方をする」方法を書こうと思います。私はMacユーザーですが、何年か前、Windowsでも同じようにしている人がいて、意気投合したのを覚えていますので、参考になるかと思います。
Mac OS7.5〜9を使っていたときは、OSがしょっちゅう壊れて、下手すると3ヶ月〜半年程度に1度、OSを入れ替えるような生活をしていましたが、OSXになって安定したことと、この方法を使っていることもあって、OSの入れ替えは数年単位ですむようになりました。OSの入れ替えは時間がかかって結構面倒くさいですから、こうした作業は少ないに越したことはありません。
その方法は、とっても簡単。
まずは私のデスクトップを見てください。
いつもは壁紙をしていますが、説明のため灰色の無地にしてみました。
データをすべてデスクトップに保存していて、
どこに何があるのかよくわからない人をよく見かけますが、
私の場合はいつもこんな感じです。
すっきりとしていますね。
年末年始にHDDをSSDに換装したから、ではありませんよ。
念のため (笑)。
用意するものは、外付けハードディスク1コ。
机のスペースを占有しないよう、
私は2.5インチの小さなものを使っています。
そして、データは内蔵のHDD (SSD)ではなく、
この外付けHDDにすべて保存する。
これだけで、OSを長期間、安定して使うことができます。
逆に言えば、PC内蔵ハードディスクのデータの出し入れを極力少なくする、
と考えればわかりやすいかもしれません。
こうすることで、万が一PC内蔵のハードディスクがおかしくなっても、
外付けHDD (SSD)に保存してあったデータは失われずに済む上、
別のPCに接続して作業を続けることも可能となります。
しかし、どうしてもPC本体のHDD (SSD)に保存しなければならないものがあります。
メールのデータ(OSX標準のメールは保存先を変更できない)や、
ブラウザのブックマークなどは、定期的にバックアップをとることを
オススメします。
先日、「iMac (Early 2008、20インチ) のHDDをSSDに換装して快適にMountain Lion (10.8)を使う方法」というエントリーを書いたとき、HDD内のデータはなくなったけど、諦めがついたと書いたわけですが、その理由はPC本体のHDDに保存してあったもので重要なデータはほとんどなかったから、つまり重要なデータは外付けHDDに保存していたから、というのが真相なのです。
ただし、外付けのHDDも、いつかは寿命がきますので、
半年に1度とか、大きめの容量のHDDにバックアップをとっておけば安心です。
私はブラウザからデータをダウンロードするときや、iTunesのデータもすべて外付けに入れています。
ブラウザの場合は、外付けに「ファイルダウンロード」というフォルダを作って、その中にsafariやFirefoxなどのブラウザからのデータを保存しています。
iTunesのデータは、外付けにiTune Data」フォルダを作って、その中に楽曲を保存しています。
写真は、Firefoxの設定画面。保存先が選べるので、外付けの「ファイルダウンロード」フォルダを指定しています。
バックアップに時間がかかるので面倒に感じてしまうこと、
容量が多いと安心してしまい、バックアップを後回しにしてしまうからです。
「容量がないなぁ、バックアップとっておくか〜」の方が強制的に
バックアップできるので万が一の時には安心かも。
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