第10話「Vengeance」より。
脱走した桜木六郎太(アンチャン)たちをかくまっている節子の写真です。
毎年、記念写真を撮るのが年中行事になっているとのこと。
それを見たスッポンは、自分が原爆で家族を亡くしていることから、
怒り出して出て行ってしまう。
そこで節子は、全員で記念写真を撮ろうと提案、カメラを借りてきます。
蛇腹ですね。かなり描き込みも細かい。
これは、ツァイス・イコンのスーパーイコンタ(532/16)モデルではないでしょうか。
レンズの上には「COMPUR RAPID」と書いてあります。
カール・ツァイス(ZEISS)は、ドイツの有名なカメラメーカーです。
120のブローニーフィルムを使って、6×6サイズの真四角写真を撮ることができます。
レンズの左上についている出っ張りが距離計で、ピントを合わせるのに使います。
アニメだと、本体側の距離計は描かれていませんね。引き出し線4番のところです。
また、本体の裏側、つまりファインダー部分は真四角に描かれていますが、
実物は丸形です。
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