「一つの出逢いが、二つの恋に進み、
三つの震える心が、優しい音色を奏でた」
で始まる『気まぐれオレンジロード』の
オープニング。
鮎川まどかの人気がすさまじかった
当時の様子がうかがえる作品です。
三人で写真を撮る様子が描かれています。
カメラをセットして……
いよいよ撮影、といったところで
なぜか主人公・春日恭介がずっこけて
池に落ちてしまう!
これは、ミノルタ(Minolta)のフィルム一眼レフカメラ、
X3桁シリーズ(500/600/700)のいずれかだと思います。
いずれかというのは、この3機種、外見はほとんど同じで
見分けが付きにくいからです。
セル画を手描きしていて、細かいパーツを描くのが
困難だった当時ならなおさらのこと。
シャッターボタン、ダイヤルの一はもちろんのこと、
こちらから見てレンズ左にある四角いパーツや
グリップ部分の凹凸、ストラップを取り付ける場所なども
かなり近いと思います。
こちらから見てレンズ左にある四角いパーツは何なのか
気になったのですが、どうやらセルフタイマーボタンと
セルフタイマーの表示ランプだったようです
(写真はX-600の取説より)。
X-700は1981年発売、X3桁シリーズの中では最上級モデルです。
発売から18年間も生産・発売され続けた
ロングセラー機種です。
X-500はX-700から露出補正ダイヤルが省かれた機種です。
X-600は1983年発売、露出は絞り優先AEもしくは
マニュアルで制御します。
スピードフォーカスも搭載。
アニメは1987年に始まっているので、
比較的近い年代のカメラだったことが分かります。
※名無しさんよりもっと近いカメラを教えていただきました。
ペンタックス(PENTAX)のスーパーA(もしくはプログラムA)です。
ありがとうございました。
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コメント
ペンタ部分の採光窓、グリップ・背面の形状から、
ペンタックス スーパーAかプログラムA。
ついでに、いろんなカメラが出まくった
第8話「君は笑顔!渚のシャッターチャンス」をリクエスト。
ツッコミ所は、本当は1回シャッター押す毎にフィルム取出し・装填しなければならないのに、
何回もシャッターを押しまくる
ポラロイドパック装着のブロニカ。
確かに、グリップ部分はペンタックス スーパーAかプログラムAのようですね!
何処かで同じようなグリップを見たんだけど思い出せない……という感じだったんです。
ありがとうございます。
あと、第8話ですね。今度確認してみます!
追記
劇中に出てきたのは、
ポラロイドパック装着していたブロニカSQかSQ-A、足に貼り付けていたオリンパスXA、
海に落としたペンタックススーパーA、筐体の大きさを間違えているペンタックス6×7といった所でしょうか。
第35話「カメラでエッチ!ロボット恭ちゃん」では、
F3が出ていたね。