35mmフィルムの現像だけを頼むといくらかかる? 2011年版

トイカメラ
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現在、カメラといえばコンデジか携帯のカメラ、と
デジタルが当たり前になっています。

カメラ日和などのトイカメラ雑誌も、徐々にデジタルに移行しつつあります。
そんな中、フィルム(銀塩)派は確実にデジタル包囲網に囲まれ、
減少の一途をたどっています。

ここ2〜3年で、かなり高額だったフィルムカメラも、
値下がりしてきていますね。

そこに、追い打ちをかける事態が。
それは、現像代が今年に入って大幅に値上がりした、ということです。

では、その値段は?
そして、1枚撮影するのに今年はいくらかかることになるか、
見ていくことにしましょう。

まずは値段から。私はヨ○○シを利用しています。
他のラボだと価格は変わってくると思いますので、一応の目安にしてください。

・フィルムは35mm
・一般的なカラーネガ
・現像のみ とします。

2011年4月1日より現像代が値上げとなりました!

フジ、コダック24枚(旧) 378円→(新) 500円
フジ、コダック36枚(旧) 420円→(新) 550円

フジ、コダック問わず、
24枚撮りなら500円、
36枚撮りなら550円となりました。
結構痛手ですね……。
ここで、フィルムカメラの楽しみ方の3原則をおさらいしておきましょう。

・フィルムは現像のみ(同時プリントは頼まない)
・プリントはほとんどしない
・スキャナで取り込んでパソコンで楽しむ

今回の値上がりで、1枚撮影するのにいったいいくらかかることになるでしょうか。
・フィルムは一般的な35mmカラーネガ、ISO400
・カメラの電池代は省略

●24枚撮り
(フィルム1本約300円+現像代500円)-ポイント10%分=720円
1枚の単価
720÷24=30円
昨年は25円でしたので、1枚撮影するのに5円高くなった、ということですね。
ハーフサイズカメラだと、720÷48=15円となります。

●36枚撮り
(フィルム1本約400円+現像代500円)-ポイント10%分=810円
1枚の単価
810÷36=22.5円
ハーフサイズカメラだと、810÷72=11.25円となります。
36枚撮りのフィルムで撮影し、現像に出す方が割安ですね。
では、もう少しわかりやすくイメージしてみましょう。
もう少し計算におつきあいください。
ここで、35mmフルサイズ72枚を撮影すると仮定します。
24枚撮り → フィルム3本必要
36枚撮り → フィルム2本必要が必要となります。

では、この2通りでフィルムを購入し、現像に出すといくらかかるか比べてみます。
●24枚撮り
(フィルム3本約900円+現像代3本分1500円)-ポイント10%分=2160円
●36枚撮り
(フィルム2本約800円+現像代2本分1100円)-ポイント10%分=1710円
いかがですか。450円も差が出ます。
ということは、枚数を多く撮影したいという人にとっては、
36枚撮りフィルムを買って現像に出す方がはるかに安い
ということがおわかりいただけたと思います。
私も、これからは36枚撮りのフィルムを中心に使っていこうと思います。
しっかりとコスト意識を持った方がよさそうですね……。

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